日本人が世界を抜いた日?渋野日向子は、新しいスーパーヒーロー!
この読裏(本名はもちろん別にありますが)、これまでエラくナガくスポーツを観てきました。
たとえば・・・
阪神のショートストップと言えば?もちろん平田勝男でもなく、鳥谷敬でもなく、真弓明信でもなく、もちろん藤本敦士でもなくて、真っ先に浮かぶ名前は「藤田平」であり・・・
たとえば・・・
巨人のセンターと言えば?もちろん松本匡史でもなく、クロマティでもなく、松井秀喜でもなく、もちろん松本哲也でもなくて、真っ先に浮かぶ名前が「柴田勲」であり・・・
たとえば・・・
ドイツの(いや、正確には西ドイツの)ミッドフィールダーと言えば、シュバインシュタイガーでもなく、リトバルスキーでもなく、ベルント・シュスターでもなく、もちろんミハエル・バラックでもなくて、思い浮かぶのは「ライナー・ボンホフ」であるわけです。
そんな「読裏世代」が、今までこっぴどく見せつけられた映像。そらもう、ずっと見続けてきた映像。
それは世界に挑戦する日本人が惨めに敗退するシーン。それも、敗退というよりは自滅するという感じで負けていく景色。オリンピックでも、世界選手権でも、そしてワールドカップでも。
その時(いつもそうだけれど)ずっと言われ続けてきたテーゼが
「日本人は緊張で力を発揮できない」というもの。
「肝心なところで力を発揮できない」
「顔がこわ張っているのが、はた目から見てもわかる」
「何故日本人はプレーを楽しまないのか?」
「プレー(Play)というのはそもそも”楽しむもの”なのに、あんな表情では勝てるわけがない」と。
負ける→力を発揮できない→緊張しているから→顔がこわ張っている→楽しむ気持ちがない→だから負ける
この「図式」を何度言われてきたか。
そんな外国人の、エベレストのようにそびえる高い壁。そこに、ちっちゃいアジアの日本人が挑戦しても叶うわけがない・・・みたいな。
そんな時代をずっとずっと、読裏さんの世代の人たちは生きてきたわけなんです。
そんな時代がジョジョに変わりつつあるという感覚が、いや、どうだろう?この10年ぐらいかな? 一気に変わってきました。
例えば、ダルビッシュ有。例えば、田中マー君。彼らは、メジャーに挑むというよりも、メジャーで自分のパフォーマンスを出す・・・出せば結果は自ずとついてくる。そのために何をするか?そんなプレーをしているように見えました。
そして例えば、今はレアルにいる久保君。彼は、今までの日本人サッカー選手の定番型である「日本代表でワールドカップ出場が夢であり最終目標」という、そんなフィールドでは生きていなくて、もっともっと高みの世界を見据えているように感じてます。(おそらく彼の夢は、チャンピオンズリーグ優勝!の瞬間にそのクラブのピッチに立つこと!なんじゃないだろうか?本人に聞いたことはないけどね!苦笑)
そして例えば、大坂ナオミであり、錦織であり。彼らのプレーは、日本人の枠を完全に超えたという、そんな気がしていた今日この頃の今日!またしても、これまたとんでもない映像を目にしてしまいました。
もしかしたら、ダルビッシュでも田中のマー君でも、大坂ナオミでも、久保君でも実現できない・・・というか、彼らが一段下に見えるような映像。
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究極のプレー(PLAY)の原点である「笑顔」。その「笑顔」を振りまきながら、究極のプレッシャーがかかる全英の決勝最終日の最終ホールをプレーし、そして5.5mのしびれる決勝パットを、カップの向こう側にぶち当てて放り込んだのである。
そしてその瞬間!全英オープンの優勝が決まり・・・お決まりの「涙」!となるか?と思いきや「泣こうと思ったけど涙が出なかった」という、拍子抜けというか、こちらが腰が抜けるような感覚。
天然と言えばあまりに天然。あっけらかんと言えばあまりにあっけらかん。
そらもう全英どころか、プロ・アマ問わず、プレーヤー、ギャラリー、マスコミを含めた全世界のゴルフ関係者、いや、ゴルフファン以外の全ての人々に、驚愕と笑顔をもたらした「渋野日向子」。
いや、もう、凄すぎて、言葉が出ませんわ。
日本人も、とうとう、ここまで来たんやねぇ~~。
いやぁ~、長生きはするもんっす!
な?相太?君もそう思うやろう?
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