耐性が強くなった。笑顔がなかったイチローの「ハッピー」な復帰会見が非常に印象的。
44歳のイチロー。の、契約がとうとう決まった。契約した球団は、故郷とも言える「シアトル・マリナーズ」。
先日、そんなイチローの入団(契約)会見が行われました。見たことある人も多かったのでは?と思います。
イチローの言葉は、常に何かを感じさせてくれるので、僕自身非常にこの会見をかなり楽しみにして見ていました。
しかし、そこで見たイチローは、また違った意味で深みのあるイチローでした。
以下に少し会見の中身をご紹介します。
「2012年7月にシアトルにサヨナラを告げて、そのあとニューヨーク、マイアミ、5年半が過ぎたんですけど。。。。。。その間も僕の家はいつもシアトルにあって、ニューヨークから家に帰るときも必ずシアトルの景色を見ながら家に帰る。。。。マイアミからもそうでした。」
「いずれ、またこのユニフォームを着て、プレーをしたいという気持ちが、僕のどこかに常にあったんですけども、それを自分から表現することは出来ませんでした。それは、5年半前のことが常に頭にあったので、戻ってきてくれという声は僕のまわりでたくさん聞いたんですけれども、それを僕は聞き流すことしかできなかったんですね」
「でも、こういう形でまたこのシアトルのユニフォームでプレーする機会をいただいたこと。2001年にメジャーリーグでプレーすることが決まった時の喜びとはまったく違う感情が生まれました」
「とてもハッピーです」
この、「とてもハッピーです」と言ったときのイチローは、どこか練度が最高の高みに達しきった、サムライのような、厳しい表情でした。ハッピーという言葉につきものの、柔らかい表情、穏やかな目、そして満面の笑み。はまったくありませんでした。
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長く、FAの立場で契約先が決まらず、日本に帰ってきたときには「僕はペットショップで売れ残った大型犬みたいなもの」と自虐ネタを披露したときの方がまだ笑ってた。
そしてその「笑顔ではないイチロー」から、また非常に印象的なセリフが飛び出しました。それがこれ。
「いろんなことを経験しました。この5年半。。。また耐性が強くなった気がします。耐性というのは、いろいろな事に耐える能力。これは強くなった。明らかに強くなった。。。と感じています」
このセリフに、「やはりイチローでなければ感じ入ることが出来ない、いろんな出来事があったんだろうなぁ~」と。イチローは天才だと一言で片づけることがいかに乱暴で失礼なことか?を、感じさせるような、イチローの苦悩と成長と葛藤を感じた、そんなセリフでした。
笑顔がなかったイチロー。だからこそ、何か今までとは違うイチローを見ることが出来そうで、それが今から楽しみでなりません。
※わかり難いですが、コメント欄はこのサイトの一番下にあります。ので・・・ヨロシクね!
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