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長野久義の広島移籍でFA戦線に異常あり!

年も明けて一週間、1月7日ともなると「さて、今日は七草粥でも食おうかね」なんて思うわけです(食べたことないけど・・・爆)

 

そんな「そろそろ今年も通常モードでいきますか」てな雰囲気の矢先も矢先。

 

まるで「地震」か何かがあったかのように、一斉にどのサイトでもトップを飾り、僕が入れているスポーツ系のアプリでは数秒おきに「号外級の、速報」という形で、長野久義(巨人)の広島移籍のニュースが飛び込んできました。

 

いわゆる「丸」のFAに伴う人的補償ってやつ。年内には広島側が「実力がある選手なら、たとえ高額でも行く(指名する)用意がある」なんて言ってたので、その宣言通りといやぁ宣言通りなんですが、やっぱり驚いたっすわ。

 

たぶん巨人も驚いたでしょうな。プロテクトから外している当人(巨人)としては「獲られても致し方なし」と、形上は解っているものの、「ま、そこまでエゲツナイことはせんやろぅ」という、どこか今までの延長線上で今回も考えていたのではないだろうか?

 

「広島が『良い選手がいたらたとえ高額でも行く』なんて言ってるのも、どうせそうやってベテランをプロテクトさせて枠から漏れた有望若手を狙うという、ブラフやろう?」ってタカをくくっていた感もないとは言えない。だから「長野も思い切って外して、若手を守ろう」と。「願わくば、大竹(寛)なんかを獲ってくれたらそれこそ御の字」みたいに甘く読んでいたのではないだろうか?

 

なので、こうやって実際に長野がプロテクトのリストから外れていたというのもプチ驚きだったし、長年の「そのチームらの顔」であり「ベテラン」である選手を、獲るという文化、風潮が、今までの日本球界にはあまりなかったから。

 

ある時「工藤公康」がそんな感じでプチサプライズだったけど、巨人側からすれば「しょせん工藤は外様」だったわけでね。

 

たとえプロテクトから外れていたとしても、ある一時代を築いた、功労者というステータスの選手を人的補償で獲るというのは、どこか一種球界の不文律というか、忖度というか、「そこまでは出来へんよなぁ~」っていう空気感があって、なかなかこういうのって出来ないと思ってました。

 

だから巨人はFAで獲り放題!やり放題!だったわけでね。「FA得」こそあれ「FA損」というのはまったく存在していなかったと言ってもいい。

 

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でも、これでちょっと変わるんじゃないかなぁ~。プロテクトの28人枠って、結構リストを作る方からすると「しんどい作業」なんだろうと思います。なんせ「人」のことだけにいろんな事がからむもんね。

 

今回の長野といい、その前の内海だって、「巨人に入りたい!」ということで数回のドラフト指名を蹴ってようやく巨人入りを果たしたわけで、従来の価値観であれば「まずプロテクト枠」から外れることはなかっただろうに。それが今回あっさりと外されてました。

 

今までなら、「本当はあと1~2年辛抱すれば開花するかも?」といった若手がプロテクトからはずれて他球団に移籍。ファンも「ま、誰かいかんとあかんねんからしょうがないわね」的な、「ふ~ん、ま、その辺の若手なら持っていってくれや」的な、どこか無責任な感情が主流をしめていて「獲れた選手」にばかり意識がいってました。

 

でも、どうやら今回はそんな「あと1~2年辛抱すれば~」という選手がかなりプロテクトされたらしい。それはリストを貰った広島関係者も「巨人は若手をしっかりと抑えていた」という証言からも伺えます。

 

まさに、時代やねぇ~。

 

こうなると、今後FA戦線に参入するときに、今以上に「でも誰か獲られるんだぜ?プロテクトリスト作らんとアカンねんで?」というリスクというか、鬱陶しさというか、マイナス部分も頭によぎることになって「それぐらいやったらFAで獲るの、やめへん?」みたいになってきそうな気がしないでもない。

 

その昔、まだ読裏少年がサッカー部に入る前、いわゆる少年野球というものをやっていた小学生高学年。その頃本屋で立ち読みしていた「週刊ベースボール」で読んだ大リーグの移籍事情。ある年のA球団のクリーンアップの一人とある年のB球団のクリーンアップの一人がそのまま次の年に入れ替わっていたという、そんな記事を読んだときにはほとんどその事実に理解が出来ず「アメリカみたいなことは、日本では絶対に起こらない」と思い込んでいました。

 

だって、「長嶋」と「田淵」が、次の年にお互いの球団が入れ替わって阪神vs巨人戦するなんて、5000%あり得なかったもんね。

 

でも、来年は、あの赤ヘルの3番打者が巨人のユニフォームを着て、あの赤ヘルのユニフォームで長野がドームで試合をする(もしかしたらスターティングメンバ―で3番に座ったりするかも)。

 

いやぁ~、日本もエライ時代に突入したもんです。まさにこれからのフリーエージェントを左右するエポックなメーキングがハップンしましたね(BY 長嶋茂雄)。

 

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