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プラチナが輝くとき

私のような年齢になりますと、「時代が変わったなぁ~」と、思う瞬間を何度か経験します。

 

別の言い方をすると「俺の時代では考えられんなぁ~」という感情であったり「もう俺の時代ではないんやなぁ~」と痛感することだったり。ここで「昔は良かった」とは絶対に言ってはならないことも肝に銘じております。それを言えばほんとに「終わり」なんで・・・(苦笑)。

 

例えば「携帯で何でも済ませる」ことが当たり前になった今、どこかの瞬間で「時代が~~」を僕なりに感じていたはずです。

例えば「めちゃめちゃ足が長い若い子」を見たときにも、自分との相対として強く心に何かが走ったことを覚えています(苦笑)。

例えば「年下の部員が年上の部員を「あだ名」で呼んでいる光景を目にしたとき、僕は「時代」を感じたし

例えば「レコード大賞の曲名をもう知らない!」という事実に気付いたときも、僕の「時代」に一つの区切りが入りました。

 

さて、先日私はこれらに匹敵するような、痛切な想いを味わいました。
卑近な表現をすれば「何じゃ!?これ!?」です。

 

それは『プラチナ』と呼ばれている彼等のプレーぶりでした。
今まで「ゴールデン~」とか「~~天才」とか「若き~~」とか「~~2世」とかの美辞と麗句と修飾語と広告フレーズと宣伝文句をさんざ聞かされていた私としては「またか・・・もうええって・・・」と思っていたんですが、今回のブラジル戦で改めて強く「プラチナ時代」を感じましたね。

 

一言で言うと

 

あのブラジル相手に

 

天下のブラジルに

 

僕らならひたすら「名前負け」する相手に

 

物怖じもせず、堂々と立ち向かい、胸と胸をぶつけて、そして
「おちょくって」プレーしてるんですよ(本人達におちょくりの気持ちはないのでしょうが、見ていてそう感じてしまうわけです)!ブラジルを!相手に!ね!

 

ブラジル相手にカンカン回して、ブラジル相手にキープして、ブラジルを翻弄して
ブラジル相手にガンガン攻めて行っている・・・。

 
 

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それもどう考えたって「偶然」や「マグレ」ではなく、完全に意識して「回して」「崩して」る。

 

1点目のあの落ち着き払った高木のインサイドの強烈なシュート!
2点目のあの「あれで勝負あった」の杉本のシルキートラップ!

 

「何じゃ!?これ!?」です。

「めちゃめちゃ巧いやんけ!?」です。

 

そしてその中心に位置する「宇佐美」。

完全にブラジル相手に飲んでますな。プレーも精神も。

こんな日本人・・・見たこと無い・・・。

 

いや、かすかに記憶が残っている範囲では「全盛時の小野」がそうだったかな。
でも小野よりも「前へ」の意識は遥かに上やし、スピードも抜く力もキープ力も上なんやないやろうか?

 

そして最も「気持ちええ」のは、そんな宇佐美のキープ力とドリブル突破を見越して、このチームは周りの連中がガンガン動いて、そのためにボールがカンカン回るということやね。だからこそ彼等が「プラチナ」のように輝くんやろうが。

 

いや~、めちゃめちゃ気持ちいい。

 

こんなチームをグループリーグで敗退させるのは、それこそ日本サッカー界の損失です。
是非、今夜のスイス戦で、「一発」かまして、メキシコ戦へ望みを繋げて欲しい。スイスに勝てば「突破」も夢やないでしょ?

 

時代やねぇ~~。こんな「日本代表」を見ることができるなんて。
長生きはするもんです。な。

 

このネタは、2008年から2018年まで、スポーツナビのブログ「読裏クラブのワンツー通し」にて掲載された中で2009年10月27日にアップされた記事を加筆修正して再掲載したものです。メッチャ旧いネタですので今日現在で読んでも「あ?なに?これ?」てな感じなのですが、スポナビでアップしたネタをとりあえず全ネタこちらに引越しする過程として本日アップしております。どうぞご了承くださいますと同時に、芳香なワインを楽しむごとく、懐かしいネタを存分にお楽しみくださいませ(爆)

 
 

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