*

8月10日は僕の「〇〇呪縛解放記念日」になりました。

彼等はいつも僕の目の前に立ちはだかっていた。

 

彼等に僕はいつも打ちのめされていた。

 

赤い壁がいつでも僕の前にはあり、赤い壁を乗り越えたり、ましては壁をぶち破るなんてことは到底出来ないと思っていた。

 

木村和があの伝説のフリーキックを決めても、試合は彼等がきっちりモノにしていた。

 

フランス行きを懸けた、山口素のあの度肝を抜くループの試合だって、結局勝ったのは彼等だった。

 

ハ・ソクジュはいつでもサイドを疾風のように駆けていたし
ホン・ミョンボはいつでも格好よかった
チェ・ヨンスはいつでも驚異だったし
ユ・サンチョルはいつでも汗まみれで走っていた
アン・ジョンハはいつでも目茶苦茶男前やったし
チェ・ソンヨンはいつでもシブく攻撃の芽をつんでいた

 

今でも

 

チャ・ドゥリはやっぱり怖そうだし
パゥ・チュヨンはやっぱり巧そうだし
パク・チソンはやっぱり凄い

 

だからいつからか、僕の身体にはこういうものが棲みついていた
いや、棲みついていたというよりは、擦りこまれていた。

 

「韓国には勝たれへん・・・」と。

 

そう、完全なるコンプレックスである。

 

哀しくて情けないが、実際はそうだったのだ。

 

どこかで、必ず、絶対、負ける・・・と。

 

どんなに押していても
「韓国相手にこのままで済むわけがない」と思い

 

どんなに綺麗にサッカーしても
「韓国相手にこんなんしてたら絶対やられる」と思い

 

譬え1-0で勝ってたとしても
「このまま終る韓国やない・・・」と思っていた。

 

他のアジア相手にどんなに素晴らしい試合をしたって
「韓国とやったらこんな綺麗には球は廻されへん!」と思っていたし

 

ヨーロッパや南米の中堅どころといい勝負をしたって
「韓国に勝てるようにならんと、アジアを勝ち抜かれへん!」と思っていた。

 

ある意味で、日本が強いかどうか?日本が強くなったかどうか?は、
もちろんFIFAのランキングの上下なんかではなく、もしかするとそれはW杯の戦績(実績)でもなく、端的に言えば「韓国にちゃんと勝てるか?どうか?」だったのだ。

 

どんなフレンドリーマッチであろうが、どんなレベルの試合であろうが、こと相手が「韓国」となれば、2-0で勝っていても全然勝っている気がしなかったのだ。

 

<Sponsered Link>



 

僕のサッカー人生は、それぐらい韓国に恐怖感を抱いていた。

だが・・・

それが・・・

今日・・・

消えた・・・

のだ。

何も怖くなかったのだ!

「全然」怖くないのだ!

 

いや、「じぇんじぇん!」怖くないのだ!(じぇんじぇん!は、全然!の比較上級)

いや、「でんでん!」怖くないのだ!(でんでん!は、全然の比較最上級)

 

チャ・ドゥリは「全然速くない」と感じた。

パク・チュヨンなんて「普通の平凡な選手」に感じた。

ク・ジャチョルだって「あれでブンデスリーガーか?」と感じた。

イ・グノなんて「イ・グノ、どこにイグノ?」と感じたぐらい消えてた。

 

あろうことか、とうとうこの僕が、遂に最後の10分なんかは

 

「韓国も可哀相に。このままやったら帰るの辛いやろ・・・。最後に1点ぐらい入れたらええのに!」と、思って韓国の攻撃をしっかり見届けようとしても、あの韓国が最後に「ふかす」。最後に「ミスる」。シュートが枠にも行かへん!

 

これがあの韓国か?え?

 

この僕の半生を苦しめた、あの「赤い悪魔」か?

 

だから今日、僕は、ここに高らかに宣言する。

 

広島に原爆が落とされた8月6日の4日後
長崎に原爆が落とされた8月9日の翌日。

8月10日。

この日は僕の「対韓国呪縛解放記念日」となった。

【サッカーショップKAMO】アディダス サッカー日本代表ユニフォーム

サイドバナー




関連記事

持っている男 と 持っていない男

【お断り】このネタは、2008年から2018年まで、スポーツナビのブログ「読裏クラブのワンツー通し」

記事を読む

違いを生み出す違い。一流選手に学ぶこと。

このネタは、2008年から2018年まで、スポーツナビのブログ「読裏クラブのワンツー通し」にて掲載さ

記事を読む

伝統とは何を守るものなのか?

先日の「東京○○ディ」の新体制発表会で新任監督の表明が少し気になりました。  

記事を読む

イングランドスポーツとアメリカンスポーツ

「イングランド」がフットボールの発祥の地である!と、いうフレーズは、皆さんどこかで聞かれたことがある

記事を読む

サッカーにおける旧くて新しい公式です

我々は、一つの出来事を記号で表わすことが多い。ひとつの事象を説明する際に「言葉の羅列」よりもより真実

記事を読む

国立をウェンブレーに!

【お断り】このネタは、2008年から2018年まで、スポーツナビのブログ「読裏クラブのワンツー通し」

記事を読む

抱腹絶倒サッカー中継「めっちゃ風邪ひいてんねん!」

今回は、まったく、他人様(=ひとさま)からの受け売りです。オリジナリティーもなにもないです。ええ。

記事を読む

サッカーにおいて世界との距離を測る単位について

日本のサッカーが世界の中でどれぐらいの位置にいるのか?どれぐらいのポジションにいて、トップレベルとは

記事を読む

天皇杯で見られる夢

日本サッカー最大のオープン大会、天皇杯。先週の週末から天皇杯が始まりました。と、言っても本当の天皇杯

記事を読む

アルゼンチンの兄貴と弟分の会話

弟分1)暑いっすねぇ~。兄貴!日本ってこんなに暑いんすか?   (兄貴)ああ。

記事を読む

サイドバナー




Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

サイドバナー




秋は引退の季節。一人の男が引退を決めた理由に「それ、わかるな~」。

秋です。秋といえば?まぁ、いろいろありますが、これでもアスリートの端く

試合に負けて勝負に勝った!FC石破。次こそリベンジだ!

自民党総裁選が終わりました。結果は、「安倍晋三」現首相の3選。前評判通

神戸の新監督はグラディオーラの師匠、ファン・リージョ。いよいよ本気か!?

異例だった。「ヴィッセル神戸の吉田監督が退任し、午後から新監督が発表さ

no image
パンペキ!ディミッタ~ル・ベルヴァ~ットフ!

僕の好きなプレーヤー。   「遠藤」・・・に、

天皇杯で見られる夢

日本サッカー最大のオープン大会、天皇杯。先週の週末から天皇杯が始まりま

→もっと見る

  • 2018年9月
    « 8月    
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
PAGE TOP ↑