*

消えるスプレーに代わるもの

少し旧聞に属するが、皆さんはW杯で登場した、「消えるスプレー」を覚えているだろうか?フリーキックの時に審判が「シュ~~」っと白いスプレーでラインを引いて「はい!ここまで下がって!」と示したあのスプレーである。

 

あれ、初めて見た時は「ほ~~!なるほど~!上手いもんを考えたもんやなぁ~」っと、思ったものだ。あれがなければ、DFは両手を前に持ってくる「おなじみのスタイル」のまま、ジクジクと、ジワジワと、ジリジリと、ちょっとづつ、半歩、また半歩、ボールの方へにじり寄ってくる。

 

それを「おえ~!近いやんけぇ~!」という、これも「おきまりのポーズ」で、左手は腰に当て、右手はラインのDFのあたりを手のひらで指摘する。このポーズ、これはこれで「今からフリーキックを蹴る」時のルーチーンというか、相撲でいう「お決まりの立会い」みたいなもんで、フットボールにおけるちょっとした「絶妙の間」で、ええもんではあった。。。(よっしゃ!長引きそうやから、速攻でトイレ行こ!・・・みたいな==爆)

でもまぁ、それも度が過ぎて、下がってはまたジリジリ、下がってはまたジワジワ。その度に右手で指さして、「オェ~!」を繰り返すと、やはり試合進行にとってはええことではない。

 

ので、あの「消えるスプレー」を見たときは、これでDFもかなりジワジワ・ジクジクは出来んやん!ナイス!アイデア!と思ったのは私だけではないのではないだろうか?

 

さて、その「消えるスプレー」がドイツ・ブンデスリーガはじめ各国リーグで使用される予定になりつつある時に、世界的研究機関が「スプレーに含まれる物質がホルモンに異常をきたす」という理由で「ドイツ並びにEU圏内で使用することは出来ない。現在のところ使用は許可できない」という見解を出した。で、これを無視して審判がスプレーを使用した場合、違法とみなして罰金をとる可能性さえ示唆したらしい。

 

う~ん。残念やねぇ~。せっかくのナイス・アイデアやったのに。

 

でも、人体に支障を来たすものを無理に矢理に使うというのもどうかと思うので、ここはこの消えるスプレーの機能だけは保持しつつ、その代替案を私目が考えてみた。
 

<Sponsered Link>



 

 

「読裏式スプレー代替案」

 

紙吹雪のようなものでラインを引く。

 

つまり審判は腰に籠のようなものをぶら下げ、その中に入っている紙吹雪をひとつかみし、ラインをこの紙吹雪で引くのだ。ちょっとした「花咲じいさん」のような体となるだろう。「ほれ~!フリーキックに花を咲かせましょう~!」てな感じだ。

 

でもまぁ、風が強い日は文字通りこの「紙吹雪ライン」は吹雪いて、どっかへ行ってしまいそうなので、その次に考えたのが

 

「紐」を出して「紐」でラインを引く(置く)

 

これはかなり現実的だ。紐なら再利用がもちろん可能(半永久的だ)だし、風で飛んだりもしないし、もちろん人的にも無害である。問題は、誰かが紐に引っ掛かりはしないか?紐に引っ掛かって倒れた場合は、それもフリーキックの対象なのか?という事態も想定されないこともないが、これは一度やってみる価値があるのではないか?

 

これが定着すれば、フリーキックが多い試合のことをこれからは「紐がよく出る試合」とか「紐試合」とか「紐った試合」とか呼ばれるようになるだろう。

 

しかし、この両案ともに、フットボールの原点である「ピッチは自然物、大自然の中で大自然のままに、勇者たるものがフットボールであって、(だからフットボールは大雨でもピッチがドロドロでも試合を行う)ピッチには何も人工物は付加しない。という大原則、大不文律に反することになるかもしれない。

 

そうなれば、消えるスプレーの代替案としては、これはもう次の最終案しかないだろう。

 

審判が足でラインを引く

 

昔はみんなやっただろう?足で、靴の先で、グラウンドに線を引く。「ここから入ったらあかんでぇ~」みたいな。「ここから中はこっちの陣地やでぇ~」みたいな。たぶん、そういうものは世界万国共通だろうから、きっとヨーロッパの男の子だって、南米の男の子だって、アフリカの男の子だって、みんなサッカーのラインは足で線を引いて決めていたんだろう。「ここがラインな!」みたいな。。。だからこの「足でズズ~~っと線を引く」というのが一番フットボーラー心をくすぐるかも知れない。審判の「足引きライン」に郷愁を感じて、世界のスターだって一瞬自分の子どものころの瞬間を思い出して「ああ。。。昔はこうやったなぁ~。。。それを思うと、今の俺って、それなりのところまで来たもんやなぁ~」なんて思うかも知れない。それはそれでオツなもんではなかろうか?

 

てなわけで、消えるスプレーに替わる「ライン」を考えてみた。

 

皆さんはこれ以外に何か妙案をお持ちかな?

 

え?「そんなしょうもない事考える時間がもったいないわ!時間はあっという間に【消えて】しまう、一番世の中で大事なもんなんやで!」って?

うまい!おあとがよろしいようで・・・。

 

このネタは、2008年から2018年まで、スポーツナビのブログ「読裏クラブのワンツー通し」にて掲載された中で2014年10月04日にアップされた記事を加筆修正して再掲載したものです。メッチャ旧いネタですので今日現在で読んでも「あ?なに?これ?」てな感じなのですが、スポナビでアップしたネタをとりあえず全ネタこちらに引越しする過程として本日アップしております。どうぞご了承くださいますと同時に、芳香なワインを楽しむごとく、懐かしいネタを存分にお楽しみくださいませ(爆)

 

サイドバナー




関連記事

サッカーにおける旧くて新しい公式です

我々は、一つの出来事を記号で表わすことが多い。ひとつの事象を説明する際に「言葉の羅列」よりもより真実

記事を読む

日本代表を分析する「あ・い・う・え・お」

今日はかの有名な「あ・い・う・え・お研究」の大家、松本先生にお越しいただきました。日本サッカーと【あ

記事を読む

18×2=36。10年ひと昔!?まさに隔世の感があるJリーグネタです。

このブログは、スポナビブログで書き始めました。今年(2018年)の1月に、残念ながらスポナビさんがこ

記事を読む

イングランドスポーツとアメリカンスポーツ

「イングランド」がフットボールの発祥の地である!と、いうフレーズは、皆さんどこかで聞かれたことがある

記事を読む

宝石と原石の間(ハザマ)で。

【お断り】このネタは、2008年から2018年まで、スポーツナビのブログ「読裏クラブのワンツー通し」

記事を読む

サッカーの死語をアナタはどこまでご存知ですか?

ここに来られる皆さんの中で「インナー・ハーフ」という言葉をご存知の方は何人ぐらいいらっしゃるのでしょ

記事を読む

移籍先よりも、そのタイミングが問題だと思うのです。

【お断り】  このネタは、2008年から2018年まで、スポーツナビのブログ「読裏クラブのワンツー通

記事を読む

我思う。スポーツの原点とは?

最近ね、つくづく思うことがあるんですよ。いや、別に大して改めて言うことではないのかもしれんのですが、

記事を読む

フィンケ退任に思うこと。

名古屋が優勝したその日、もう一つのニュースが飛び込んできていました。浦和のフィンケ(監督)の退任が決

記事を読む

創刊30周年記念特集!ナンバー750号。その手は桑名の焼き蛤!

【お断り】このネタは、2008年から2018年まで、スポーツナビのブログ「読裏クラブのワンツー通し」

記事を読む

サイドバナー




Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

サイドバナー




強い勝ち方のスコアって?ポイチ・ジャパンは強いのか?

ここで突然の問題です。   皆さんはサッカーの試

1月17日、鎮魂の歌。「満月の夕」を

今年も1月17日がやってきました。あれから24回目。24年目となります

アジアカップのグループリーグ突破について(僕も)一言

2019年のアジアカップが始まってます。   日

日本のGK 仮面ライダー1号・2号 同時引退!

突然ですが・・・「ゴールキーパーってつくづく因果な商売やなぁ~」って、

自分が自分につながる道。カミーノ。

今回はスペインのお話しです。スペインと言ってもリーガー・エスパニョーラ

→もっと見る

  • 2019年1月
    « 12月    
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031  
PAGE TOP ↑