私が愛した「労働者」第1回目 ジャン・ティガナ
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旧スポナビ・ワンツー通し 労働者, 汗かき人, 水を運ぶ人, ジャン・ティガナ
今回新たにシリーズを追加します!追加といっても、今までアップしたエントリーで、シリーズめいたもんは「私の天才列伝」だけですがね(それも3回で止まってます)。
新シリーズの名は!その名も「私の愛した労働者」です。
♪♪『見よ万国の労働者ぁ~~~!』ではないのですが、サッカーに天才と労働者は切ってもきれんセットでしょう?
オシム師流に言えば「水運び人」なんでしょうが、我々の時代はやはり、労働者!汗かき人!です。(そんな労働者=汗かき人の代表格であった森保が日本代表監督になったのは、労働者組合?にとっては嬉しい限りですわね)。
天才ばっかし列記してもやはりその陰で彼等を支える人間もちゃんと光を当てないといかんのは今も昔も変わらない真実ですよって。
で、今回、栄えある第一回の「愛する労働者」は・・・
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「ジャン・ティガナ」です。
フランスのシャンパンサッカーを体現した将軍プラティニが、好き放題できたんも、フォンテーヌが自己顕示できたんも、ジレスがいぶし銀の立ち回りを演じられたんも、すべてティガナがそこに居たからではないでしょうか?
ボールキープは抜群。スペースを空けるとちゃんとドリブルですりあがる。ボールを追いかける姿はまさにチータのごとき俊敏さ。82W杯、北アイルランド戦の4点目のお膳立ては、今でも脳裏に焼きついてます。
彼の不幸はプラティニと同じ代表に入ったこと。でも、彼の幸運は、これまたプラティニと同じピッチに立っていたことでしょうな。でもティガナとジダンのお互い全盛時どうしでのコンビって、是非一度見てみたかったなぁ~!(空想の世界でしかないですが)マケレレとは違う存在感を彼なら出していたことでしょう。
当時噂されていた「ティガナがPKを蹴ることがないのは肌の色が関係している・・・」
これって今のレ・ブルーにはもうないんやろうね。
このネタは、2008年から2018年まで、スポーツナビのブログ「読裏クラブのワンツー通し」にて掲載された中で2008年04月11日にアップされた記事を加筆修正して再掲載したものです。
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