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もしも巨人軍に「巨人軍ユース」があったなら?

本日はちょっと「ハイブリッド(掛け合わせ)」なネタ展開です。

 

プロ野球恒例の新人選手選択会議、通称「ドラフト会議」が行われました。「人間の職業をクジで決めるのは人権問題である・・・」という、国会質問があったのも今は昔。江川事件なんていう、その事件自体を知っている人も徐々に少なくなってきて(当事者のお一人は、今年、「震災の日」に永眠されましたし)、完全にこの制度も定着してきた感があります。

 

ここは、サッカー関連のブログです。が、スポーツ関連のブログでもOKなんで、「沢村」がどうとか「斉藤」がどうとか「大石」がどうとか「岡田が3連敗」とかの話題でこのまま突っ走ってもいいのですが、それならあまりにも平々で凡々過ぎる・・・。

 

というわけで、やはりフットボールに絡めてこの話題を進めようと思います。

 

日本プロ野球の歴史には及ばないものの、日本プロサッカーリーグも設立して20年になろうとしています。ある意味「日本の少年達」が憧れるプロ選手の世界の2大勢力。なんですが、そのプロに入る過程というか、入口がこうも違うというのも、冷静に考えると凄いよね。

 

よく言われる「大リーグを倣ったプロ野球」と「ヨーロッパのクラブ(スポーツシューレ)を倣ったJリーグ」の違いが根本にはあるんでしょうが、「若い才能」というものに対する考え方の違いというものがあるように思います。

 

プロ野球は「人様が育てた(もっと言うなら外部で勝手に育った)選手を貰い受ける、買い取る」システム。
サッカーは「自前で発掘して、自前で育てて、その先その選手の将来は、その選手の実力に沿って決まっていく」システム。

 

この入口の違いがそのまま各々の体質を表わしているように思います。

サッカーの世界では「新人にそれだけの大金を積む価値があるのか?実力優先のこの世界、戦力となった選手にこそ大金を積めばよいのではないか?」という考え方があります。もっと言えば「ようもアマの世界の実力だけで、あんな大金払うで・・・」ということです。

 

まぁ、アマの実力がプロでどれだけ通用するか?は、プロでやってみないと解からないもんね!逆に言うとプロ野球の世界はアマの身分でプロとの対戦が許されていないので、実力を測る術がありません。

 

この2大プロスポーツの新人に対する接触の大きな違い、僕的にはそれはアマとプロの交流度の違いではないか?と思っています。

 

実はサッカーの世界では「どの選手がどれぐらいプロで通用するのか?通用するぐらい成長しているのか?」は日常的にチェックできます。

 

何故なら、毎日のように、プロと一緒に練習してるし・・・。

 

やろうと思えば毎日のようにプロと紅白試合できるし・・・。

 

プロとシュート練習もできるし、プロのドリブルに応対もできる・・・。

 

だって同じクラブなんだから・・・。

 
 

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もし巨人に「巨人ユース」があったらどうだろう?「ユース」の投手がラミレスを連続三振に取ったら?
もしロッテに「ロッテユース」があったらどうだろう?「ユース」の打者が成瀬から連続本塁打を打ったら?

もし阪神の「阪神ユース」と「PL学園」が、公式試合で戦ったらどうなるだろう?

 

もし「日本野球」のオープン大会(天皇杯と呼んでもいいでしょうが)札幌の「西武ユース」が「苫小牧高校」と北海道代表を賭けて戦う場があったらどうだろう?

 

中央大学とヤクルトが、早稲田大学と巨人が、公式戦でガチンコで試合をする場があったらどうだろう?

サッカーの世界ではこれが成り立ちます。現実に存在しています。

「沢村」がその試合で青木に4-3を喰らったり、ベントナやホワイトセルに「カッポ~~ン!」とスタンドに放り込まれたらどうだろう?巨人は獲ったかな?

 

「斉藤(祐)」が小笠原やラミレスに通用しなかったら?金本や新井にボコボコ打たれたら?あそこまで競合したかな?

 

「大石」が西武の片岡や中島に四球連発だったら?抑えに出て来て四球連発で挙句の果てに「おかわり君」に逆転サヨナラスリーラン!なんてことになっても、西武は獲りにいった?(苦笑)。

もしこういう試合が本当にあったなら、もっともっと今のドラフトというものが、変っていくと言うか、違ったものになっていくんじゃないかなぁ~?僕の予想としては、もしそうなったら自動的にドラフトは撤廃され、新人選手は自由に契約を結ぶことに最終的にはなるんじゃないか?と思います。

だいたい「即二ケタ」とか「10勝確実」とか「超高校級」とか「○○2世」とか「10年に一人」とか。毎年毎年出過ぎやと思いません?「10年に一人が、何で3年に一回出現するねん?」と、僕なんかは本気でこの時期のドラフト情報に突っ込んでます(苦笑)。

 

それもこれもアマの選手の実力をプロのスケールで測る機会がないからでしょう?・・・。

 

「使える」と思って大金を毎年積んで身売りを考える球団。
「ドラフト1位」という幻想に酔って22~3歳で人生の再出発を迫られる選手。

 

そういう悲劇(悲哀)を毎年のように生む元凶になっているこのドラフト制度。

 

日本プロ野球の関係者の皆さん、いや、日本野球界の皆さん、サッカー(Jリーグ)のやり方をどう思われますか?ちょっと参考になるところ、多くないです?

 

このネタは、2008年から2018年まで、スポーツナビのブログ「読裏クラブのワンツー通し」にて掲載された中で2010年10月29日にアップされた記事を加筆修正して再掲載したものです。メッチャ旧いネタですので今日現在で読んでも「あ?なに?これ?」てな感じなのですが、スポナビでアップしたネタをとりあえず全ネタこちらに引越しする過程として本日アップしております。どうぞご了承くださいますと同時に、芳香なワインを楽しむごとく、懐かしいネタを存分にお楽しみくださいませ(爆)

 
 

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