*

サッカー解説者を解説します。

サッカーというスポーツを楽しむ最も一般的な方法は「TV観戦」だろう。

 

もちろん、現地に赴きスタンドに座り、ピッチ全体を俯瞰しながら、ゲームの流れを読んだり、個々人の秀でたプレーをその全体の中から垣間見るのも醍醐味ではあるが、いかんせん制約が多すぎる。物理的、経済的、そして肉体的や精神的にも・・・。

 

物理的には当然ながら試合会場までの距離、仕事を終えて試合開始までに間に合うかどうか?の制約(休日の試合ならOK?というのは早計。国民の休日が全ての人の休日ではない)。

 

経済的には「試合チケット代」はもちろんのことだが、そこへ至る交通費と、ヘタをするとそのための宿泊費。

 

肉体的には「ここからじゃよう見えへん!」という視力の衰えとの戦い。

 

で、精神的とは「周囲のサポーター」へどこまで「お付き合い」しながら、観戦するか?の按配を微調整する、そのこと自体の苦痛(苦笑)。

 

てなわけで、それらの制約をすべて(一部)解放してくれるのが、いわゆる「TV観戦」となるわけだけれども、そうなると「TV観戦」ならではの、「TV観戦」特有の制約というものがついてくる。

 

そう・・・「解説者」(+実況者) の 存在。

 

解説者の優劣で、自分のその試合へのスタンスというかモチベーションまでも変わってしまうときもないこともない。
(ちぇ・・・。今日は○○○かぁ~、せっかく面白い試合やと思ったのに。しゃぁない。音消そ・・・)←というパターンね。

 

TV中継の実況者と解説者を我々は選ぶことができない。唯一選択できる方法はそうやって「消音」にするということなんだろうけど、それはそれで不便な事もあるので、その辺りの「線引き(音引き?)」が難しい(苦笑)。

 

ちょっと前置きと掴みが長くなりましたが、そんなわけで今回のお題は「W杯を振り返るその④」として「解説者」を振り返りましょう!ちょっと時間が経ったので、忘れかけているかもしれませんが、逆に時間を置くことで、その評価に冷静さを加味することができそうでしょ?

 

今回のW杯で解説された方々全員を振り返って採点をするというほど、僕も全部を覚えていないし、そんなエネルギーもこの「ク○暑さ」で残ってないので、ここは例によって僕の独断と偏見、僕だけの好みで言及させてもらいます。(※放送局、年次、等は順不同)

 

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山本 昌邦
ちょっとジュビロでミソつけちゃったかもしれないけど、監督あるいは指導者としての実績は申し分ないので、天下のN○K向きというか、THIS IS N○Kというイメージ。だが、僕としては「消音」グループの筆頭ですな。「ストロング・ポイント」「アタッキング・サード」「バイタル・エリア」などの流行言葉を駆使して、それなりの流れで解説してますが、何かラスト15分あたりから出てくる「人間力」という概念に「ドン引き」します。「スポーツ」⇒「○○道」という路線がお好きな国営放送へミエミエの「太鼓」を鳴らしているのん?と、思わず突っ込んで見てしまってます。プレーの質にはただ感嘆符をつけるだけ。「すごい」を連発するだけやったら、僕でもできまっさ!もうちょっと選手心理や試合の流れを説明してくださいな。

 

名波 浩
「太鼓」と「提灯」で言えば、この人が一番酷かったなぁ~。正直、プレーヤーとしてのイメージと今のイメージがあまりにもかけ離れているので、こちとら対処の仕様がありませぬ。トルシェに向っていったあの心意気はどこに行ってん!?トルシェに歯向かったあの気概の1/10でもテレビ朝○に対して見せてみろよ!?それに名波ならではの戦術眼というか、ゲームを読む目というもんをもっと伝えて欲しい。「がんばって欲しいです」「みんな信じてるから」「ここは心を一つにして」・・・こんなん自分、選手の時、全然思てへんかったやろ?セルジオ氏がせっかく近くに居るんやから!その「ええ部分」は引き継がんと!それとも「優等生」で協会入りを狙ってるんかい?それやったら「テレビ朝○」ではあかんのんとちゃうのん?

 

福西 崇史
ほおお~!あの「○皇」が・・・。あの「孤高のダーティー」が・・・。あの「ワガとママが同居した」男が・・・。こうやって「マトモ」な解説というか「べき論」を展開するとは・・・。しかも品行方正なN○Kで!!??「もっと動かないと」って誰に言うてるん?と思ったのは僕だけでしょうか?やっぱ世の中は複雑で深いよなぁ~。僕のような「子供」で「青い」人間には、この辺の機微がよう理解できんわ!「動かず」に「戻らず」に代表のボランチのレギュラーを掴み獲った男だけに、そらもうポジショニングと周囲を見る目と立ち回りはメチャメチャ上手いね!

 

名良橋 晃
ほええぇ~~?と、別の意味で非常に驚きました。「名良橋がN○Kかよ!?」って。彼がスタジオに座っているのを見ると、どこでどう立ち回ってこの席をゲットしたんか?に一番の興味を覚えるので、彼の解説、ほとんど覚えてません(笑)それでも「○○ねぇ~」「□□ねぇ~」「△△ねぇ~」の、「ネェ~ネェ~攻撃」は勘弁して欲しい!天下のN○Kさんやったら当然この癖、見つけてるよね?まさかあのままにしておく気?

 

金田 喜稔
最近はどんどん出番が少なくなってきているように思います。やはりその「性格」と「素性」がイメージとして残っているせいでしょうか?「しゃべらすとヤバイ」とでも思っているのでしょうか?今大会もあまりキンタさんの解説を聞く機会はなかったように思いますが、確か「チリ」の試合を担当されてたんじゃないかな?「上手い!」「うん・・・上手いよ!」「いやぁ~、上手いなぁ~」って・・・(苦笑)。でもどこか憎めない!基本的に「野心」というか「誰かの目」をも気にして喋ってないからやろうね。ああ・・・キンタさんはここのプレーをそう見るのかぁ~?って、一人で感心したりしてます。もっともっと思っていることを喋って欲しいね。だってそのほとんどが「正しい」し「当ってる」し「選手の本音」なんだから!「放送ブース」じゃなくって、ただ「スタンド」で金田さんの横で試合見れたら、そらもう無茶苦茶面白いやろうなぁ~!

 

小倉 隆史
あのキャラは好みが分かれるやろうなぁ~(苦笑)。僕は嫌いじゃないけどね。ただ、彼はサッカー解説者というよりも、「OBが後輩の試合を見に来ている」という役割(ピッチリポート)が一番嵌るんやろうね。

 

風間 八宏
いわゆる「この手」の調査というか、アンケートを取ると、常に「上位」にランクされますよね。時には「ナンバー1」の位置にさえ輝く。でも、僕はどちらかというと「風間」は「消音」サイドに入ってます(苦笑)。理由?「クドイ」んよ!戦術的な視点は解かるんやけど、「このスペースを取り合っている戦い」⇒「このスペースを潰している」⇒「だから○サイドに人をもっていく」⇒「そこへボールを出せるかどうか」⇒「その辺りを○○がどこまで理解して距離を縮めているか?」⇒「縮めていれば○」⇒「縮めていなければ×」⇒というサイクルでひたすら、「一方的な自分の見立てのポイント」がこの勝負の全ての分かれ目!てなノリで喋られると、「それだけやないやろ?」てな突っ込みを絶対に僕は入れたくなってます。それに風間さん、ヒゲが濃い・・・ので、どうもアカが抜けきってないような・・・。

 

城 彰二
ここで日○テレビからも(苦笑)。でも城って現役引退直後はN○Kやなかったっけ?実はあの時、僕はごっつぃ感心してたんだよね。「おお!城!すごい!完全に「しゃべり」をどこかで習ったな?」と・・・。スムーズなしゃべり、相手に合わせるしゃべり、ここというツボを押さえた解説。「こら完全にN○K好み!N○Kの顔を狙ってるんか?」と。その証拠に朝の子供番組にも頻繁に顔を出してました。なのに、この2010年は日テレから・・・。その途端に、何となく「流暢さ」というか「スムーズさ」が消えて、「民放局の一タレント解説」というポジショニングになっちゃった気がします。解説自体もどちらかというと「解説」じゃなしに「応援」の延長だったし。みかけによらず「頭がいい」というのが城やと思ってたのにそこが今はちょっと残念かな。

 

清水 秀彦
あまり派手さはないし、どちらかというと「風間のサブ」というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、僕はかなりこの人の解説は好きです!というより、かなり参考になります。「なぁ~るほど・・・」とか「やっぱり、そうかぁ~」とか「ふ~ん・・・」とか「へぇ~、そう見るかぁ~?」とか。現役時代のポジションさながらに、ゲーム全体を見る目や、ゲームの勝敗を分けるポイント、勝負どころのプレーの変化、選手の攻防、などが非常に参考になります。僕は清水氏が解説するときは、まず絶対に「音」は消しません(笑)

 

その他、かの有名な辛口派の「セルジオ越後」をはじめ「北澤豪」「早野宏史」「武田修宏」「堀池巧」などなどなど。皆さんは誰が「お好み」で誰が「消音」でしょうか?これももちろん正解はないので、皆さんのご意見をまたお聞かせください。

 

それでは、最後に私「読裏」のベスト(マイ・フェーバリット)解説者とワースト(消音)解説者の座に輝いた二人はこの方です。

 

ベスト解説者 宮澤ミシェル
内容がズバ抜けているわけではないのはよぉ~く解かってます。でも「好きなんっす」よ・・・。あのノリ。あの雰囲気がね。「ここ!」っていうタイミングで発する「選手の立場」から発言する一言。「それ!ほんま、そうなんよ!」という合いの手を何回打ったか。「う~!撃っちゃえなかったかなぁ~!」なんていうセリフ、彼独特の世界です。最近はその才からコメンテーターというかスタジオ進行みたいな役回りの方が多くなった感もありますが、是非「90分間」フルに「宮澤節」を聞かせて欲しいなぁ~。

 

ワースト解説者 TOTO松太郎
「まだまだ~ここからだから!」「いいっすよ~!」「いや、もう~!行っちゃわないと~!」「ここですよ!ここ!集中~!」「勝負だぁ~!あ~、ダメかぁ~!」あかん・・・もう3年ぐらい「消音」で聞いてないはずやのに、まだ耳にあの声が・・・(苦笑)

 
※このネタは下記のように2010年に書き記したものです。現在(2019年)で最も優秀な解説者は、そらもうノー文句で、速攻で、「戸田和幸」ですわね。
 

このネタは、2008年から2018年まで、スポーツナビのブログ「読裏クラブのワンツー通し」にて掲載された中で2010年08月06日にアップされた記事を加筆修正して再掲載したものです。メッチャ旧いネタですので今日現在で読んでも「あ?なに?これ?」てな感じなのですが、スポナビでアップしたネタをとりあえず全ネタこちらに引越しする過程として本日アップしております。どうぞご了承くださいますと同時に、芳香なワインを楽しむごとく、懐かしいネタを存分にお楽しみくださいませ(爆)

 
このネタはfacebook https://www.facebook.com/yomiuraclub1961/ でもご紹介しております。コメントはご面倒ですが、facebookの方でアップしていただけると、しっかり返信させていただきます。どうもコメント欄の管理が上手くいかず皆さんのご意見がオープンに掲示できませんもんで。
 
 

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