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アナタは「見える化」のエキスが見えるか・・・い?

「見える化」というフレーズ、結構使っている人多いんじゃないかな?このフレーズ、我々ビジネスの世界に登場してずいぶんと日時が経ったように思います。

 

当時は珍しかったこの言葉も、今では

「わかりました!一度それを“見える化”したほうがいいですね!」とか

「やっぱり“見える化”しておく必要・・・あるよなぁ~」とか

「見える化してないからこうなるんじゃないの?」とか

とにかく「見える化」のオンパレード。会議で「見える化」というセリフを出せば、なんかそれなりに「できるやつ」みたいに思われなくもないてなこともあってか、解らんことが出てきたらとりあえず「見える化」で逃げ切ろうとしている人もいるとかいないとか。

 

そんなご時世です。

 

では、そもそも「見える化」とは何で、どんな「見える化」が必要で、「見える化」はなぜ必要なのか?

 

これを、しっかり答えられる人はそれほど多くないのでは?とも思います。

 

というわけで・・・「見える化」の姿、「見える化」のエキスを少し考えていきましょう・・・というのが今回のネタです。ちょっと真面目にビジネスモードです。これでも一応僕、「中小企業診断士」なんでね。タイトルにもそれが最初についているし。

 
 

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さて。そもそも、強い企業とはどんな企業か?いろいろ定義はあるでしょうが、一つ間違いなく言えることは、「変化に対して迅速に、正確に対応できる企業」ということになるでしょう。

 

ただそれは「言うは易し、行うは難し」の典型です。お題目のように「変化に対応せよ!」「迅速に対応せよ!」「正確に対応せよ!」と言われても、何をどうやればいいのか?は、皮肉ではなく、まったく「見えません」です。

 

その大きな目標を達成するために、必要な次のステップは、「現場の課題をすぐさま経営に持ち上げ、即座にその指示に従って実直に動く」というものですが、これとて「それが出来れば苦労はしない」というレベルでしょう。

 

「情報共有」や「ナレッジ共有」、「フラット組織」や「情報インフラの整備」などは、究極「現場と管理部門」との迅速なる確認のやりとりを迅速に、正確にしたいから・・・ということになります。

 

ただ、それさえ難しい。すると、その先に生まれた概念が「現場自らが、日常的に正しい意思決定をして経営と同じレベルで問題に対処する」という考え方。ただそれも非常に抽象的であり、前提としては正しいけれどそれを実現する手法がまだ未整備であり、誰もが「これ!」という方法を見出していません。

 

それを実現させる方法・・・。それが「見える化」ということでしょう。

 

まず問題を整理してみますね。

 

現場担当者が日常的に経営者と同じ目線で、日々現れる事象を判断できるためには、今の「現状」と「あるべき姿」をしっかり把握することが必要です。

 

一般的には「現状」と「あるべき姿」との差、ギャップが、いわゆる「課題」となります。つまり、「課題」を見えるようにするためには、「現状」も見えるようにしなければなりませんし、「あるべき姿」も見えるようにしておかなければなりません。「見える」というのは、「誰もが同じ状況を把握できる。同じ判断をくだせる」ということです。

 

さて、仮に「ギャップ=課題」が「見える化」されたとしたら?その次のステップはどうなるのでしょうか?第2のアクションはそれに対しての「原因」を探すことになります。「なぜ今の姿はこうなのか?」「なぜ思うようにいかないのか?」「なぜあるべき姿に近づかないのか?」を考えると、そこには必ず「原因」が横たわっているはずです。

 

次の「見える化」は、その原因を見えるようにする必要があります。数字がその一つかもしれませんし、現場の状況や、具体的な姿がそうなのかもしれません。その原因が分かったとしたら、それを解決する方法を思考し、最終的にはその解決案を「見える化」する必要があります。「アクションプラン」という名前の「見える化」のツールです。

 

さて、2つの「見える化」が“見える”ようになったら、次のステップです。3つ目の「見える化」は、そのアクションプランの進捗状況のチェック表、チェック入力です。「アクションプランは出来ました」→「でも、実行されているかどうか?は誰も知りません」というのでは、それこそ「机上の空論」であり「絵に描いた餅」ということになります。アクションプランは当初の想定通りに順調に進んでいるか?遅れているのか?遅れているとすれば、それはどんな原因で遅れているのか?」を、すべて全員が(このプランに参画しているすべての人が)解かるようになっている・・・つまり「見える化」されていることが必要です。

 

そして4つの「見える化」の最後の「見える化」は・・・?

 

それが効果の確認、つまりチェックです。「課題は見える化しました」→「それに対する原因も見える化しました」→「それを解決するためのアクションプランも見える化しました」→「その進捗状況も見える化しました」で?「最終的に【あるべき姿】に近づきましたか?」と聞かれて「さぁ、それは解りません!」では、今までの3つの「見える化」がすべて水泡に帰すことになってしまいます。

 

ここまで読まれてこの4つの「見える化」って何かと似てると感じた方は、非常に良いところに気づかれたと思います。

 

そうです!この4つの「見える化」は実は「PDCA」に沿って出現されたものということになります。「強い企業、強い組織は、「常に自立し、自習する」ことを実現できる企業であり、組織です。それは自らこの「PDCAサイクル」を確実に、正確に回すことができる企業であり、組織であることになり、そのために「4つの見える化」を確実に実行できることが結局はその実現につながることになるのです。

 

「見える化」がなぜ大事なのか?少しこれで「見えて」きたでしょうか?(苦笑)

 

※わかり難いですが、コメント欄はこのサイトの一番下にあります。ので・・・ヨロシクね!

 
 
 

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