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「卵」と「玉子」の違いは?使い分けの基準は?

公開日: : 最終更新日:2017/11/18 生活

日本人の大人で「卵かけごはん」を食べたことのない人は、おそらくいないのではないでしょうか?

そして日本人の中で「玉丼」、つまり「玉子丼」を食べたことのない人も・・・おそらくかなり限られているでしょう。

そしてそして、「玉子焼き」。お弁当の定番中の定番。誰もが大好きなあの「玉子焼き」だって、それこそ食べたことのない人はまずいないはずです。

あ、もちろんアレルギーを持っていて食べられない方は別ですが。

そんな日本人大好き玉子料理、あ、いや、卵料理、え?ん?「たまご料理?」え?「たまごクラブ?」アレ・・・?

「たまご」って、ひらがなで言う時は別にええねんけど、漢字にしたら何で二つ登場してくるわけ?「鶏卵」というのに「鶏玉」とは言わないし、「玉丼は卵丼」とは言わないし。これ、ややこしい。(でもまぁ区別は日常的にしているのでトラブルにはならんけど)

というわけで、調べてみました。「卵」と「玉子」の使い分け、というか区別の仕方を。

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いろいろ学説があるようですが、一般的に言う「卵」というのは、いわゆる生物学的な「卵」、ここでいう卵の発音はランという方が適切かもしれません。つまり卵は鶏でもカエルでも魚でもなんでも、卵の状態を指す一般名詞となります。鶏の卵だから鶏卵。魚の卵なら魚卵です。ごっつい解りやすい。でも、それじゃ「卵かけごはん」という表現では本当はイクラ丼のことを指すこともできます。「イクラ=魚卵=卵かけ」ですからね。

対して「玉子」という言い方はいつからどうやって使われるようになったのか?室町時代に爆発的に飼育が拡大して庶民の食材となり、当時栄養面でも滋養面でも大変貴重な存在であった鶏の卵は、その姿から「玉のようなう美しい殻の中に入っている、宝石のような貴重なもの(子ども)」という意味を含めて「玉子」と呼んだそう。

でも、それなら「玉子かけごはん」と言ってもおかしくないのですが、今、現代では、卵は過熱前、玉子は過熱後という概念で使い分けされているようです。だから生のタマゴは生卵と言う表現になって、生卵をかけたごはんだから「卵かけごはん」。

タマゴ焼きは、加熱後だから玉子焼き。玉丼だって火が通っているから玉子丼になります。加熱してしっかりと調理、料理しているものを「卵」と呼ぶのに抵抗があったのでしょうね。気持ちはわかります。なんか卵という漢字を使うと「生生しい」という印象が強くなると思ったのかもしれません。

それでも「ゆで卵」なんていう微妙な存在もあるわけで、そこは臨機応変、雰囲気で使い分けることになるんでしょう。最近はどちらでもない「タマゴサンド」なんて表現も一般的になってますしね。エスキモーの雪を表すコトバが何十種類にもあるように、一つのものに対してコトバの多さはそれだけその民族の暮らしと、そのモノとの関係の深さを表します。卵と玉子とタマゴ。使い方はいろいろでも、日本人が大好きなのには間違いありませんね。

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