崎陽軒のシウマイと似た世界はここにもあるよ。関西学院の読み方の都市伝説について
ひょんなことから話題になった「崎陽軒のシウマイ」。”ひょんなこと”というのがどういうことか?というのは、ここはエンタメ系のブログではないので詳しく説明はしませんが、まぁ、N国の某氏が言い間違いをしていて、それに対してSNSでツッコミが大拡大したというもの。
崎陽軒はシュウマイではない!シウマイだ!
そのツッコミは横浜と神奈川の人から集中して出て来たらしい。
挙句、ダルビッシュ有が「崎陽軒に罪はない~~」みたいなツィートをしたもんで、一気にブレーク。崎陽軒にすれば、お盆の前も、お盆の後も、今日も、昨日も、一週間前も、一ヵ月前も、同じことをしていたのに、いきなり話題になっちゃって。
それはそれで「オイシイ」のではないだろうか?え?「読裏さんって焼売好きやったんやね?」って?いやいや、その美味しいではなくて、ネタにしてもらって「オイシイ」という意味ね。ある意味崎陽軒はN国の某氏に感謝しないといけないかも。「よくぞ言い(書き)間違いしてくれました!」ってね。
この手の商品(←専門的にはMDと表現。特に意識しないとすぐにMDって書いてしまうので、もしそうなっていたらゴメン・カンニン)は、「あ、そういえばしばらくこれ、食べて(買って)ないよなぁ~。今度食べて(買って)みよ」なんていうリメイン効果というか、リターンパワーというか、シュワちゃん的に言えば「I′ll be back力」が、かなり高いので、今回のちょっとした話題でたぶん売上もかなり上がったんじゃないかな?
人によれば「シウマイでもシュウマイでもどっちでもいいじゃん?同じ焼売でしょ?」って言う人がいるかもしれませんが、それは完全に間違い。それじゃ「ウエサカ」さんは「上阪」でも「上坂」でもいいのか?ってことになるし、「高田」は「タカタ」と呼ぼうが「タカダ」と呼ぼうがどっちでもいいでしょ?ってことになってしまう。
そんなことはないよね?
上阪さんが「上坂さんへ」って書かれると、たぶん少し気分を害されると思う。
(実際にそう上阪さんが言ってました)
だから、やっぱり、商品名は正確に表記して読まないと。ましてや「シウマイ」って表記しているのに「シュウマイ」って呼ぶのは「サカモト」さんを「タカモト」と呼んだり「タカタ」さんを「サカタ」さんと呼ぶみたいなもん。
読み間違えられた方はメッチャ嫌な気分になると思うね。
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商品名や人名ではないけれど、実は私もそういう経験をした(している?)ことがあります。最近はさすがに少なくなったのですが、それでもこの何十年の間にはもう数えきれないぐらいそういうシーンがありました。
あまりここではオープンにしておりませんでしたが、それは私の出身学校の呼び名です。
私が卒業した学校の名前は「関西学院」。
これ、フツーに読むと「カンサイガクイン」。関東には「関東学院」という学校があって、こちらの呼称は「カントウガクイン」なので、フツーに考えれば「関東」が「関西」になったので「カンサイガクイン」となってもまったく不思議じゃありません。関東の人はまずそう読むでしょう。
でも、実は「カンセイガクイン」と読みます。いえ、読みません!それも実は間違い。
本当の読み方は「クワァンセイガクイン」なんです。英語表記ではKwanseiです。KとAの間にWが入るのです。
だから自分の母校を「あ、カンサイガクインなんですね」とか、逆に「あ、これ、カンサイって読まないんでしょ?カンゼイって読むんだよね?」なんて知ったかぶりされると、「ええ。まぁ、そうなんですよ」ってスルー・・・は、やっぱり出来ない!(苦笑)
ツッコんでました。突っかかってました。
「あ、それ、間違いです!正解は、Kwanseiと書いてクワァンセイって読むんですよ」って。
だから崎陽軒の件にツッコんだ横浜の人たちの気持ちは、よぉ~~~く解かるんですわ。
因みに、このクワァンセイ。何でそう読むのか?と言いますと。。。
”実は関西学院の関西は当て字なのですよ。関西学院の校章が三日月をモチーフにしているのは知ってるよね?月は自分の力で輝いているわけではなくて、太陽の光を反射して輝いているわけ。で、三日月はこれから満月に成長する過程にあるでしょ?つまり、我々関西学院の生徒は、神の光を世の中に反射して自らを輝かせるという使命を帯び、そして最終的には満月のように自身の全てを神の光を照らす存在になるために、今成長しているのです。その「成長過程」という単語がポルトガル語でクワァンセイと言うんですよね。つまりそれを漢字に使うとこの【関西】が一番近い。だから【関西学院はクヮンセイと呼ばなければならない。ね?そう聞くと全然納得でしょ?絶対にそう思うでしょ?”
って、読裏少年は中学部でそう教わってから、ず~~~っと、この歳になるまで、この説明をしていたわけです。
で、実は、それをこのブログで書くために、一応確認したわけです。クワァンセイが関西の語源であるということを。
ところが・・・
ないのよ!(泣)
全然その説明が!(泣)
どこの文献を拾っても、どこの書籍を紐解いても。
フツーに、漢字の読み方の説明があるだけ。漢音読みとか呉音読みとかで、当時の世情からランバス先生が「それじゃ、我々はクワァンセイと読むことにしましょう」と決めたとか。
ええ~~~~~~~~????って感じです。
おいおい!ほんなら僕(読裏)が、これまでホンマにしたり顔で(説明した後はドヤ顔になって)このクワァンセイ=外国語の未完成=それの発音が似ていた関西という字を当てたという説は、それこそどんだけ間違っててん!と。。。N国の某氏の間違い以上じゃん!?と。
中学部のあの●●先生!これ、どないなってんねん!?僕は●●先生からこう聞いたから今まで何十人、いや、何百人にそう説明してたんやで!?
と、あがいてみても、もうその●●先生は鬼籍入りしているしなぁ~。
あ~~~!それにしても今さらながら格好悪いし!
これに気付くことができたN国の某氏に感謝しなくちゃいけないなぁ~。
え?「だから、いつまでたっても君は(未)関西(ミカンセイ)学院なんだよ!」って?
ほ、ほっといてくれ!(爆泣)
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