最後の球回しはお見事!ポーランド戦の採点です
目次
それではポーランド戦の採点です。
GK 川島 7.5
ようやく出ました!カワシ~マ、ビッグセービング!カワシ~マ、スーパーセービング!カワシ~マ、カキダシセービング!それなのに、例のドヤ顔が即時に出ないのは、今までのミスが身体にこびりついているからか?ま、その気持ちは解るけれど、今日はもう少し胸を張ってもいいんだよ。
DF 吉田 7.0
長谷部が前に居なくて、ちょっと顔を出すタイミングが長谷部と蛍では違っていて。。。だからなのか、ポーランドのマーキングが絶妙の距離感だからなのか、あまり最終ラインからじわじわとボールを回すことが出来ないのがちょっとしんどかったけどね。ま、それよりなにより「危なっかしい槙野」が横にいるので、そっちに注意を注がんといけなかったから、そこのところのシンドサを考慮すると、今日は充分な仕事をしたと思いますよ。ええ。
DF 槙野 7.0
レヴァンドフスキの御目付役としては、可もなく不可もなし。まぁ、レヴァンドフスキだって「プライドにかけて~~」とか「サポーターのために~~」とかコメントしてるけれど、本音というか身体のDNAレベルでは「やる気なし子さん」やから、そこは採点もちょっと控えめにしないといかんけどね。
DF 酒井(宏) 8.5
いやぁ~~、前回のセネガル戦で、驚異の9.0のスコアをつけさせてもらったんだけど、今日もそれに勝るとも劣らないような出来。ということは・・・君はこのレベルのプレーをほぼ安定的に出せる選手になったということか?ということはだよ・・・。かなり、かなりの確率で超ビッグクラブに移籍するという話がこの夏にでも出てくるんじゃないかなぁ~?そらもう、今回のワールドカップで、君は完全に「日本人離れ・・・」あ、いや、「日本人じゃなくなった・・・」あ、いや、「ゴリサカイ」という、覚醒したサッカー選手になってしまったね!すげーぜ!ゴリ!すげーぜ!サカイ!
DF 長友 7.3
左サイドはほぼ完封。自陣でも完封。敵陣でも完封。つまり左サイドはほぼ完封。自陣でも完封。敵陣でも完封。高い位置も完封。低い位置も完封。あと数回このフレーズをくり返しますわ。有難う長友!素晴らしかったよ。あとはその金髪なんだけど、どう?黒に戻さへん?
MF 山口蛍 6.5
もう少し蛍っぽいプレーを見せてくれて、「おお~~?蛍!やるやんけ!」って、もう少し僕を驚かせて欲しかったんやけど、そういうプレーをやると今日は危なかったんやろうなぁ~。初めて長谷部がスタートピッチから消えて、柴崎と蛍が二人で組んだ初めての試合。これから何年もこのコンビで日本を引っ張っていくんやろうなぁ~・・・という、ある意味記念すべき試合やったように思います。おめでとう!蛍!
MF 柴崎 8.0
いいねぇ~~~!柴崎!今日もしっかり柴崎してました。あ、もう柴崎じゃなくて、君は今後は「ガク」=「GAKU」と呼ばれるんやろうな。ま、サイドチェンジのボールの正確性は、セネガル戦ほどじゃなかったし、チェイシングの速さも、タテへのボール出しのタイミングも、きも~~~ち、セネガル戦よりは精度は低かったけれど、それでもこのチームのダイナモでありこのチームの頭脳であり、このチームの心臓であることを今日で証明したね。次の試合、思いっきり世界に衝撃と驚きを走らせてやってくれよな!
MF 宇佐美 5.0
初めてのワールドカップのスタートピッチ。そらもう心は震えるわ、気持ちは奮い立つわ、気合は入りまくるわ、おしっ〇もチビリまくるようなこの緊張感。楽しんだかい?それは良かった、良かった。それじゃ、今日で一応お役目お終いね。え?何でって?だって君、この試合でほとんどなぁ~~~んにも仕事せぇへんかったやん?タテに行かへん宇佐美、カットインしてドリしない宇佐美。何の魅力もないっすわ。
MF 酒井(高)5.5
まぁ、もともと君にあんな位置でプレーをさせること自体が「驚き」も「驚き」、そらもう、さんしょの木。だから君に攻撃的センスのあるパス回しや、ましてトリッキーなドリブルや、そんなもんは全然期待してませんでした。でも考えてみたら、守備で頑張る原口と、元々この仕事のプロである酒井(高)と、ほとんど同じ仕事をするんやったら、「本職入れたほうがいいんじゃね?」という、至極自然な、至極ノーマルな感じに終わってみれば思いますです。高徳と宏樹の二人がタテに並ぶなんて。。。何か「香車」が2枚並んでる端攻めみたいな感じやね(あ、将棋に明るくない人はちょっと解り難い喩えやと思います)
FW 岡崎 6.0
あのダイビングヘッドが決まってたら、完全に「ザッキオッカ~~~~」としてヒーローになれたんやけど、ま、人生そんなに甘くはないですわ。要所要所のチェイシングや、ピンポイントでのトラップの巧さは、「おお!さすが、レスター仕込み」と、思わないでもなかったんですが、予定外(もしかしたらベンチは想定内?)の47分での交代で、カードの切り方がメチャメチャ難しくなったので、その「ベンチがムチャクチャ交代カードを切るのに苦労したで賞」を岡崎にあげたいと思います。だからその分マイナスが0.5で、6.0です。
FW 武藤 5.5
もうちょっと期待してたんだけどなぁ~~。もうちょっとゴール前で泥臭い仕事をして欲しかったなぁ~~。シュートだってもうちょっと正確にトラップしてたらもうあと2~3本はシュート撃てたような気がしますわ。なんか今日の君の仕事ぶりを見ていたら、その昔まだ日本にプロサッカーチームが出現しなかったころ、全日本がどこかの外国クラブと、「キ〇ンチャレンジサッカー」みたいな冠を無理やり付けてたころにやっていた、そんな時代のFWを思い出しました。あとちょっとトラップが足元に入っていたら・・・とか、あとちょっとシュートの撃つ姿勢に入っていたら・・・あとちょっとの連発、「タラレバ」の連発プレーだったんよ。それに比べたら「ええ線」いってるとは思うんですが、それでもとにかく「印象が薄すぎ!」でした。
<Sponsered Link>
FW 大迫 5.5
僕はほぼ2回に1回は、この採点シリーズで大迫のときには「大迫ハンパない」のネタをところどころに入れて(振りかけて)たのですが、なんせこの1週間前後での「大迫ハンパない」は、日本中を駆け巡った模様で、そうなると当然天の邪鬼な僕の性格ではこの「ハンパない」ネタはしばらく封印せざるを得なくなるわけで。。。で、そうやって君のプレーをいざ採点しようとしたら、なんかあまり特徴もないし、かと言って、「どうしてもボロクソに言わないと・・・」というレベルのプレーでもないし、なんか改めて振り返ると、君のプレー、採点もし難いし、コメントもし難い。つまり「ハンパなプレー」が多い。そんな印象を今日の試合で特に感じました。今日なんか43分ぐらいはあったけれど、ほとんど見せ場なしやったもんね。
MF 乾 MF 長谷部 採点基準の出場時間に満たず
DER 西野 朗 8.0
勝っているときは変えない。これ、ジーコの方針でもあり、ブラジルのセオリーでもあります。ですんでセネガル戦でスタートメンバーに変更なしというのは全くOK!でした。ですんで、てっきり今日の試合も変更なしでいくもんやと思ってました。それがなんと!ギッチョンチョン!オドロキましたわ。6人替え。加えて4-4-2。高徳と宏樹の2枚セットなんて、結構目からウロコ(その代わり原口とか香川とかを外すという犠牲の上にたちますが)。それにそれに、ラスト5~7分の、日本選手が見せた、あの球回し。大変素晴らしかったです。
人はいろいろ最後の10分に意見を言うだろうけれど、僕の意見は、「大変すばらしい!」の一言。まず「コロンビアが1点リードしている」ということをピッチ内に伝えるかどうか?だけでも非常にデリケートな問題で、悩ましいのに、それを瞬時に判断して、長谷部を使って明確に指示を出して。そしてあの球回しを実現させた。
これ、あのドーハのラスト5分を知っているものからしたら「隔世の感」ですわ。「ああ、日本はようやくここまで来たのか!」と。そもそも回そうとしても回す技術がなかったわけです。それが今回はポーランドの形ばかりのチェックを、かる~~~~~くあしらって、回す回す。「これは永遠に回せる」というぐらいの回り方でした。
いやぁ~、あの5分、僕は結構幸せでしたよ。
西野さん、決して「攻めダルマ」だけではなくて、引くところは引く、回すところは回す。そして今日のギャンブル6人替え。まさに本領発揮!でした。ここまで有難う!
※わかり難いですが、コメント欄はこのサイトの一番下にあります。ので・・・ヨロシクね!
サイドバナー
関連記事
-
-
コロンビア戦直前!歴代監督緊急座談会
ついにワールドカップが開幕した。そして『グループH』の初戦がもうそこに、本当にもうすぐそこ!に、やっ
-
-
フェリペ・コウチーニョのバルサ移籍を誰よりも先に知っていたのは誰だ?
とうとうというか、いよいよというか、やっぱりというか、ついにというか。。。
-
-
イメージが固まらん間々に移籍するのは止めてくれへんかなぁ~。
僕の中では、選手とユニフォームのデザインというのは重なっている。 例えば、
-
-
決勝戦はウェンブリーで、ワールドカップはイングランドの永久開催に。
今回のネタは、私(読裏)と、ある人(Kさん)との会話から生まれました。その会話をちょっと再現すると・
-
-
1位がネイマール、2位がメッシ、49位がクリロナ!?って。これ、何の順位やねん!?
1位はネイマール。(うん、まぁそうかい。ちょっと買いかぶりかもよ?)2位はメッシ。(全然面白くもなん
-
-
マンチェスターユナイテッドが久々の首位!暫定やけど
)今回は久しぶりに本格的?な、フットボールネタを。 プレミアリーグで、ひ~~っさしぶりに、マン
-
-
まさに2020年らしい、お盆にチャンピオンズリーグという違和感。
2020年。夏。とにかく暑い。暑い日は、「夏日」という表現から「猛暑」とか「酷暑」に移り、とうとう「
-
-
小柳ルミ子さんでなくても、普通の主婦でも解る!完全保存版「読裏サッカー用語辞典」【ハ】行の巻
今年はワールドカップイヤー。サッカーフリーク、フットボール雀としては血沸き肉躍る年であります。
-
-
いったい何のために予選を戦っているのだろう?
私もこの齢(よわい)になると、いろんなもんを見てきたわけです。 ま、ここ
-
-
神戸の新監督はグラディオーラの師匠、ファン・リージョ。いよいよ本気か!?
異例だった。「ヴィッセル神戸の吉田監督が退任し、午後から新監督が発表されます」というニュースが午前中