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大迫招集拒否に思う、「日本もとうとうここまで来たか」という嬉しさ。

今年のポイチ・ジャパンの最大の試金石は、アジアカップではなく、もちろんキリン・チャレンジカップでもなく、6月に行われる「南米選手権」、通称「コパ・アメリカ」での戦いである。

 

レベルで言えば「チャンピオンズリーグ」>「コパ・アメリカ」=「ユーロ」>「ワールドカップ」となるだろうか?これは僕の勝手な順列だけれどね。とにかくどの国との対戦も気が抜けない。南米は2強(ブラジルとアルゼンチン)というイメージがあるが、その他の面々も虎視眈々度はヨーロッパのそれよりも強いのではないだろうか?

 

そんな南米選手権に臨む我々にとってこんなニュースが飛び込んで来た。

 

「大迫勇也は南米選手権には出さない!招集があっても拒否をする!」と、所属クラブである「ブレーメン」がコメントしたのだ。

 

この一報を聞いて悲しんだ代表ファンも多いと思うが、僕はちょっと違う感情が湧いていたのでした。

 

「おお!とうとう日本もここまで来たか」と。

 

このブログでは、ときどき「日本サッカーもここまで来たか」、略して「日本サッカーもここまで来たかネタ(え?略してないって?ほとんどまんまやん!って?まぁまぁ。。。難しいことは言わんと、雰囲気で流したってつかぁ~さい)」をあげておりますが、この一報もまさしくそんな感じである。

 

時は数十年前にまで遡る。まだ読裏クラブ氏が、青少年だった頃の話だ。当時は当然インターネットもなく、スポーツ新聞はプロ野球一色。そんな環境でもっとも海外サッカーの情報を届けてくれた「冊子:イレブン」によくこんなニュースが載っていたのだ。

 

「ドイツ代表の●●●、所属クラブが代表招集を拒否」と。当時、僕はこの意味がよく理解できなかった。当時の日本サッカーは「日本代表」(←これも、呼称は『全日本』と呼ばれたものである)に入る、呼ばれることは、何よりも名誉なことであり、それを所属のチームが断るなんてあり得ないことだった。「ヤンマー」の●●が呼ばれたら、ヤンマーは喜んで選手を差し出したし、「三菱」の、「古河」の、「日本鋼管」の、選手が呼ばれたら、それこそ盛大なる「送迎会」でも開かんばかりの、大歓迎。というより、選手各々だって『全日本』に選ばれる、『全日本』に選ばれて国際試合に出ることが、キャリアの最終目標であり、それを所属チームが拒否するなんてあり得なかったのだ。

 

つまり・・・

 

アマチュアだったわけやね。日本リーグで優勝するよりなにより、全日本が優先。

 

だから海外ニュースで代表招集をクラブが拒否するなんて、信じられなかったわけ。

 

でも、クラブにとっては、自チームのエースが代表に行って怪我でもして、戻ってきたときに試合に出られない状態にでもなられようもんなら、タマランわけです。

「何してくれるねん!」てなもんです。

 

読裏少年も、その情報を確認して、事情を把握するにつれ、その「拒否する背景」が解ってきました。もちろん今ならその気持ち、「よ~~~~く解ります」。だから、ワールドカップはヨーロッパのサッカーシーズンが終わってから、オフに入る前にやるわけです。つまり野球で言うところの日本シリーズが終わってから・・・というイメージ。万一のことがあっても所属クラブには迷惑がかからないようなタイミングで行われるわけ。

 

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それから十数年、日本も進歩して、とうとう海外のクラブに選手を輩出するまでになりました。1FCケルンの尾崎や、奥寺から始まって・・・もうそれは数えきれないほど。でも、今まで所属クラブから「代表招集拒否」を正式に表明された日本人選手はまずいなかった。もちろんワールドカップはシーズンオフだから「どうぞやっておくんなまし」となるが、シーズン真っただ中の各大会の予選や、今回のアジアカップのように、大陸の違いや、春秋シーズンの違いによって、2~3週間選手を招集するときも、割とスンナリと日本人選手は代表に入れたんよね。

 

つまり「え~~!?いなくなるとメッチャ痛いし!あかん!出さへんで!」と、言われるほどの存在感というか、大黒柱的な、そのチームのエース格というところまで日本人選手はまだ到達していなかったとも言える。

 

そんな中でのブレーメンの大迫招集拒否。コメントでは

 

「ユウヤが合流後にプレーできない状態になっていることに非常に戸惑っている」

 

と、強く不満を漏らし

 

「ユウヤはW杯、そしてアジアカップに出場した。2度にわたり、準備や回復のための期間を利用できなかった。和我々は最も大事な選手の一人が燃え尽きないよう気を配らなければならない」

 

と、強く警告している。

 

言い方はいろいろあるが、要は

 

「代表に出して戻ってきたら、使われへんやん!それ、はっきり言ってメッチャ痛いし!メッチャ腹立つし!もうこれ以上そんなんゴメンやし!」と言っているのだ。

 

あの「イレブン」に載っていた、あの海外チームの、あのブンデスリーガの、あのクラブが・・・である。

 

いやぁ~、これ、日本人としては甚だ喜ばしい。胸を張りたくなるよね。

 

う~ん、「日本もここまで来たか」と。大迫が南米選手権に出られないのは痛いけれど、そういうのって、どの列強国も一つや二つ経験しているわけでさ。そういう経験をしているってのも、ちょっとした自慢になりそう。

 

「え?韓国君は、いつもベストメンバーを組めるのかい?ええよなぁ~」とか「おう、そうかそうか。オマーン君やカタール君ならまだそういう感じなんだろうね。羨ましいよ」とか「僕らも一度でいいからベストメンバーを区みたいものさ。でも、あらゆる選手がヨーロッパの国々で活躍しているもんだから、彼らが離さないんだよね。ま、ツライところさ」みたいな。。。

 

ね?そう思うと「大迫招集拒否」でも、ちょっと気が休まるというか、気が晴れるでしょ?(苦笑)

 

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