やったぜ!関西学院!ジャイアントキリング!こりゃ、ロシアワールドカップに向けて幸先がいいね!
ロシアワールドカップを直前に控えて、ここ日本ではひっそりと(苦笑)天皇杯が行われております。
そんな天皇杯でいつも話題になるのが、Jのクラブを喰う学生チーム。たとえばJ2のクラブに高校生チームが勝っちまうとか、たとえばJ1のクラブに大学生のチームが勝ってしまうとかね。そう、いわゆるジャイアントキリングというやつです。
実は今度のロシアワールドカップ。日本代表が戦う相手はコロンビアとセネガルとポーランド。これ、実に厄介な相手というか、難敵というか。これをどうやって表現したら、普通の方々に、あまりサッカーを知らない方々に、上手く説明できるんやろ?って、ずっと考えてたんですが、そうなんよ。この天皇杯という格好の教材を使って説明すればよかったんよね。
もしアナタが、ちょっとサッカーを知っていて、次のこんなカードがあるとしたら・・・どちらが勝つと予想するでしょうか?
カードは
「ガンバ大阪」VS「関西学院大学」
どうです?しかもガンバ大阪は、メンバーを落とした、いわゆるBチームではなくて、遠藤保仁も出場するなどほぼベストメンバー。
「そりゃ、どう考えたって、ガンバ大阪でしょ?」って思うでしょ?思うよね?うん。そりゃ、思うよ。
つまり、世界から見れば、コロンビアはガンバ大阪なわけでさ。もちろんセネガルもガンバ大阪で、ポーランドだってガンバ大阪なわけです。ま、正確に表現するならセネガルはどこか身体的に優れている感じで浦和レッズてな感じ(強引か?)で、ポーランドは速くて強い鹿島アントラーズてな感じ。
で、当然のごとく日本代表は関西学院。
どうです?これでだいたいの力関係が解かるでしょ?
え?「それなら日本は3戦3敗じゃん!なんだよ!日本ってそんなに弱いの?」って?
うん。力関係ではそうかもしれない。でもさ、サッカーってのは何が起こるか分からないわけでさ。10戦やって1回しか勝てなくても、その1回が次の試合で起きるかもしれない。そう、だからジャイアントキリングなんてコトバがあるわけだし、そしていつもどこかでジャイアントキリングは起きている。それがサッカーなのよ。
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で、そんなワールドカップ前に・・・そうなんです。ガンバ大阪と関西学院大学が天皇杯で激突!で、見事関学が勝っちまいました!
それも88分まで0-0。いよいよ延長か?それでもサッカーはラスト3分で何かが起きるスポーツ・・・と思っていた矢先に、関学がなんとゴール!で先制!あと2分守り切れば関学が大金星!というところで・・・やっぱりサッカーは何が起きるか分からない。なんとガンバがその1分後に同点ゴール!
普通なら、目の前にぶらさがっていた大金星を逃がして、延長戦に突入した時点で関学は絶対的に不利。逆に言えばラスト2分で生き返ったガンバは延長の30分間でケリをつければいいわけで、俄然断然有利なわけです。
ところが・・・ギッチョンチョン!
なんと、関学が延長に2点目を入れて、最後の最後までガンバの猛攻をしのぎ切って、なんと!ホンマに勝ってしまいやした!
これだからサッカーは面白(オモロ)い。これだからサッカーは止められん!
つまり、日本代表だって、関学になれるわけでさ。コロンビア(ガンバ大阪)に、セネガル(浦和レッズ)に、ポーランド(鹿島アントラーズ)に勝てることが出来るかもしれない!
関学に出来たんだからね!
いやぁ~~、関西学院。やってくれました!最近は嫌なニュースでしか関西学院の名前が出てこなかったけど(でも関学は被害者だから彼らに何の罪もないんですが)、久々に痛快で爽やかなニュースで関西学院の名前を見ることができました!まして僕の大好きなサッカーでね!
ありがとう!関学サッカー部!偉いぞ関学サッカー部!でかした!関学サッカー部!ロシアに向けて勇気をもらったよ!
「なんか、読裏さん、関学、関学って、なんでそんなに関学の肩を持ってブログアップするわけ?」って?
そんなん決まってるやん!だって彼らは僕の後輩。同じ関学サッカー部なんやからね!(彼らは読裏さんを先輩だと思ってないかもしれんが・・・苦笑)
※わかり難いですが、コメント欄はこのサイトの一番下にあります。ので・・・ヨロシクね!
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