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バルセロナvsマジョルカ戦後の久保建英のコメントがプレーよりも凄い!お洒落過ぎる!

「マジョルカの」久保が、カンプノウの地で、バルサと対戦した。

 

結果は2-5でバルサの圧勝。6分にグリーズマンが先制点を入れ、メッシがハットトリックを決め、スアレスがスーパーゴラッソを決めた中で、久保の存在感が際立っていた・・・と、日本のプレスは騒ぎ立て、現地新聞のタイトルを引用して、何とか人目を奪おうとしているみたいだが、あとで久保のプレーを見た限りでは、「まぁ、フツー。。。」な感じ。

 

ただ、日本人の18歳が(見方を替えれば、大学1年生が)、カンプノウで、バルサ相手に、90分間フルに出場して、ピッチに立つフィールド20人の中でも、全然遜色ないというところが、考えてみれば凄いことっすよ。

 

で、その凄さも当然なんだけれども、この試合後のコメントの方に僕は唸ったね。

 

「これが18歳かよ!?」って思ったもん。

 

僕は常日頃から、世界の(特にヨーロッパの主要リーグでの)サッカー選手のコメントのレベルの高さにいつも感心している一人なんだけど、そのレベルに久保は完全に達しているよ。

 

彼らのコメントのレベルの高さのポイントとして、

 

・試合を振り返る力(と、表現力)

・謙虚さを装うコトバ使い

・自身への非難や、興味本位の失言を誘う質問への切替し

・クラブとの関係に関するコメント

・サポーター 〃

そして

今後の見通しや、自身の決意を述べる内容

 

などがあります。

 

これが例えば、某日本の、某プロ野球選手の、某ヒーローインタビューなんてのは、「酷い」の極み。

 

『打ったのはストレートです。皆さんの声援が後押ししてくれました』

『明日からも一戦一戦がんばります』

『皆さんもまた応援しに来てください!』

 

これ、20歳の選手も、28歳の選手も、33歳の選手も、ほぼ同じ。なんのエスプリも意思も感じない。

 

ところが、今回、マジョルカの選手として(レアル所属のレンタル選手という立場で)で故郷であるバルサと対戦したという、誰もが興味津々で、ましてや、バルササポーターから、ブーイングをかまされる事態となった試合後の彼のコメントは・・・

 

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<試合を振り返る内容として>

「僕たちには、良い形で試合をスタートさせたという感覚がありました。ただ、6分のことだったと思いますが、僕たちがゴールに近づいた直後、うまく後方に下がれずに速攻を決められてしまって、ミスもあって先制点を許してしまいました。そこから試合は困難なものになりましたね。彼らのような素晴らしいチームを相手にして、6分にゴールを決められてしまうと、やはり難しくなります」

 

サッカーに限らず、「向こう」の人間がよく口にする「困難な場面」「困難な事態」「困難な時間」など、「困難」というフレーズを自然に入れているのがなんとも・・・憎い。

 

そして憎いといえば、敢えてグリーズマンともバルセロナとも言わずに、すべて「彼ら」という表現に終始しているところ。これも非常に「大人感」があるよね。

 

つづいて

<試合が終わった直後の感想として>

「幸運にも、アディッショナルタイムを含めて90分間プレーすることができて、自分にできることはすべてしました。ただ、ここから何かを持ち帰るには不十分でしたね」

 

おいおい!なんや?この格好よさは!?

 

幸運にも~~という切り出しも、ちょっと日本人の感覚ではないし、最後の締め言葉での「ここから何かを持ち帰るには不十分」なんて表現、フツーの18歳のスポーツ選手やないで!?そら、先の某日本の某プロ野球レベルなら「次もがんばります」ぐらいがセキノヤマやろう?

 

そして例の<ブーイングについて>は

 

「ブーイングは観客の決断です。そしてそれは自分が決断(レアルへの移籍)をくだしていたことを意味しています」

 

という切り出しで、質問を自分のペースに完全に引き込み、自身の正当性と客観性をしっかりと表現、訴求している。この表現も凄いよ。「それは彼の決断。そしてそれは自分の決断の結果」という関係性。決断というポジティブなフレーズを2回使うことで、自身の立ち位置をしっかりと表明してる。

 

つづけて

 

「ブーイングに悲しくなった?いえ、それは彼らが僕のことをちょっと良いプレーをする18歳の若造として見ているのではなく、ライバルとして見ているということですから、そういった点では満足感があります」

 

と来たもんだ。

 

確かに、もしこの日、バルササポーターが温かい拍手で彼を迎えたとしたら、それは「18歳の若造」として「敵として眼中にない」選手という意味を持つわけで、彼からすれば歓迎すべき拍手では決してなかったはずだからね。しかしそれをこれだけ端的に、的確に、表現できるかね?

 

そしてこのインタビューの最後には

 

「次は直接的なライバルであるセルタと、バラダイドスで戦います。そこで何かを手にできればいいですね」

 

と締めている。

 

フツーの表現なら「次は本拠地(ホーム)なので、次の試合もがんばります」ぐらいだろう。何度も繰り返して恐縮だが(←くどいほど繰り返すのが読裏流でもある)某日本の~~某プロ野球の~~某チームの~~某選手なら~~と、思うと、久保の語彙の豊富さ、表現力の深さの違いが歴然。「何かを手にできればいい」なんてコメント、できる?フツー?

 

なんてお洒落なんだい!?

 

僕はもう、久保建英のプレーよりも、そのコメントで、一気に彼のファンになってしまったよ。

 

18歳の久保建英。いや、ホンマ、おそるべし!

 
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