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「このくにのサッカー」。日本人初のFIFA特別賞受賞の最高齢サッカージャーナリストが語る。

公開日: : 最終更新日:2018/02/08 サッカー, 良書 , ,

私が一昨年(2016年)の5月からお邪魔している、サッカーフリークにとっては、ワールドカップ決勝戦のスタジアムにも負けるとも劣らない「至高で至福の空間」が神戸にあります。

 

その名も「賀川サッカー文庫」。その中心はその名の通り、日本最高齢のジャーナリスト、2015年にFIFAの特別賞を受賞した「賀川浩」氏(先生)。

 

「サッカーの奥深さ・・・いや、人生の奥深さ」を、こんな私に度々語ってくれた「賀川浩」氏が、このたび本を出されることになりました。

 

その名も「このくにのサッカー」

 

 
このくにのサッカー―日本サッカーの「これまで」と「これから」
 
日本のサッカーを支えてきた人たちとの対談集ではありますが、そこに描かれているのは「こらからの日本のサッカーの未来像」です。

 

●岡田武史・・・

~~今ではコーチをやりたいなんて全然思わないです。何をやってきたんだ。オレみたいなのがやってたら日本のサッカーはダメだ。そんな衝撃を受けたんです~~

 

●川淵三郎・・・

 ~~こういうのをつくったって意味ない。これをやって何人代表が育つんだ?・・・なんて人がいますが、そんな短い、短期的な目で見てくれるなと。100年の大計なんですよ~~

 

●セルジオ越後・・・

~~アマチュアとプロとは全然違うんだということをわからないといけない。道具、遠征、ドクター、食料から全部。プロはそれを返さないといけない。日本のプロスポーツ選手は返さないでいいと思っている。自分にかかっている経費がこんなにあるんだという自覚を持たないと~~

 

●加茂健

~~店を出すなら、加茂スポーツというようなよくある名前ではなく「サッカーショップ」にしたらどうだ?というアドバイスをもらいました。そのアドバイスには今も感謝しています~~

 

ね?ちょっと見ただけでも面白そうでしょ?

 

その他にも「櫻井嘉人」「釜本邦茂」「澤穂希」「黒田和生」「加藤寛」「佐々木則夫」「岸本健」「石井幹子」「岡野俊一郎」そして「デットマール・クラマー」。

 

鬼籍入りされた方もおられるので、この対談集はその意味でも非常に貴重なものとなっています。どの対談も読みごたえがメチャメチャありました。やはり一つのことを成し遂げるということは、時間と夢と行動を伴うということを実感できる対談集となっています。

 
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【どんな人がどんな風に日本のサッカーを愛してきたか?支えてきたか?を、聞くのではなく、あくまでその人たちが描く日本のサッカーの未来を一緒に語りたい。私もこの歳(93歳!!)になると、「自分がやってきたこと」「自分が思っていること」「自分の考えていること」を残すような本を書くことも一考なのかと思いますが、どうも根っからのジャーナリストである私は、やはり「人と会って人から何かを聞き出す」ということが無性に楽しく好きなんだよね。だから今回はこんな風な本にしました。自分のことを書くのは次の本を書く時にするよ】と、私(読裏)に語ってくれました。

 

この時間軸・・・感覚・・・この若さ・・・が凄い!

 

本年50に加えること〇歳!の私、読裏。。。まだまだです。まだまだ若輩ものです。

 

この本の「まえがき」の賀川氏の言葉が印象的です。

 

「これから」を考えるためには「これまで」を知る必要があります。そして「これまで」を知ることは楽しいことです」

 

実は賀川さんは、別のコラムにて「このくにとサッカー」というタイトルの記事をずっと書いてこられていました。で、今回は「このくに・・・の・・・」になっています。

 

ずっと「このくに・・・の」というタイトルを付けたかったそうですが、残念ながらまだ日本はそんな「このくに【の】」というほどのサッカーをもっていない。でも、ようやく今、「このくにの~~」というタイトルを付けてもいいのではないか?と、思ってこういうタイトルになったそうです。

 

サッカーを愛する皆さんも、是非「このくにのサッカー」を手に取って、読んでみてくださいね!

 

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