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ワールドカップの醍醐味!それは一にも二にも「星取り」である!

さあ!いよいよだ。いよいよあと数日でワールドカップが始まる。

 

「うん!そうだね!絶対に日本には勝ってもらいたいよね!」って?

 

う~ん、そういうモードは別に間違いではないが、正しくもないということを敢えて・・・先生、ここで言うておきます(by まるむし商店)。

 

ワールドカップの醍醐味は数々ありますが、何と言っても、とにもかくにも、一番の醍醐味は、グループリーグの星取り。そう、ワールドカップというのは、対戦相手との一騎打ち、「マッチアップ」ではあるものの、あくまで「4ヶ国」から「2ヶ国」勝ち抜けのリーグ戦を戦っていく。このルールをもう一度肝に銘じておこう。

 

このワールドカップのグループリーグ(昔はこれを1次予選って言ってました)ほど、人生の中で興奮するものはない。そしてこの3試合ぐらい手に汗握るものはない。

 

そしてサッカーの世界でこの「星計算(星読み)」ほど、楽しく、奥深いものはない!もうチリチリとする緊張感と、ギリギリとなる歯の音と、キリキリと痛む胃腸が入り混じる醍醐味なのである。

 

初日の自軍の結果で第2戦の戦い方は大きく変わる。そして初戦の別の2ヶ国の結果でもその戦い方は大きく変わる。そしてその順番の妙。これらが大きく影響するのがワールドカップのグループリーグなのだ。

 
 

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例えば、仮にここでA・B・C・Dという4ヶ国がグループリーグを戦うとしよう。仮に解りやすく、下馬評ではA>B>C>Dだとしよう。そして初戦はA対CとB対Dだとする。

 

世間ではAとBが順当に勝ち抜くと思うだろう。しかしそんなにサッカーは甘くはない。CとDだって必死だからだ。仮にここでAは勝ったがBは引き分けたとしよう。すると、初戦が終わってA=勝ち点3、B=勝ち点1、C=勝ち点0、そしてD=勝ち点1となる。

 

次の第2節で、AはBと、CはDと対戦するとしよう。ここでどんな現象が起きるだろうか?想像してみて欲しい。Aは勝ち点3を持ってこのグループリーグの2位候補であるBと戦うのだが、そのBは現在勝ち点1しかなく、仮にこの第2戦で負けることになれば、たった勝ち点1しか持つことが出来ずに最終戦を迎えることになる。そうなればBの勝ち点は最大でも4にしか積みあがらない。かなり追い込まれる状況になる。

 

となると、Bの心理としては第2戦は是が非でも勝ちたい。できれば勝ち点3を奪ってなお得点差もつけておきたい。すると、余裕のAに対して手負いのBという構図が浮かび上がる。

 

この裏のカードでCとDが戦うわけだが、もともとこの2ヶ国は、3位、4位候補だったわけだが、Dは勝ち点1を既に持っており、ここでグループとしては3番目に位置するCを叩けば勝ち点4を奪えるのだ。Dはここが正念場であり、何をおいてもここに勝負してくるだろう。

 

そして、これがグループリーグ最大の妙なのだが・・・、仮にAが第2戦でBに勝つようなことになれば・・・。そう、Aは2試合消化して勝ち点6。グループリーグ勝ち抜け確定となる。あとは1位か2位かの順位だけだ。ここでAは第3戦を死に物狂いで戦うだろうか?万一体調不良の選手がいたとして、怪我を抱えている選手がいたとして、無理をおして第3戦を戦うだろうか?

 

そんなことはしないべ?じぇったいにしないべ?

 

となると、実はDは、もし勝ち点4を持って、このグループの最強のAと当たるときにはすでにお互い勝ち点4と勝ち点6を持った勝者同士の対戦となるわけである。これをサッカー用語では「お手々つないでゲーム」という。そう、お手々つないで90分間それなりに戦えばお互いにハッピーな結果となる可能性が非常に高い。引き分ければAは勝ち点7。そしてDは勝ち点5。お互いグループリーグ突破である。

 

この第3戦ともなると、ガチという勝負よりも、どっちがどうでどこが何点もっていて、どうなればどうなるのか?を、お互いに探りながら対戦することになる。

 

もちろん、逆もあり得るだろう。第3戦がそれこそ「仁義なき戦い」と化して、「相手のことなんか知ったことやあるけぇ~!こっちは勝つしかないんじゃ!」という立場同士の戦いになることだって十分にあり得るのだ。

 

この第1戦から第2戦、そしてすぐにやってくる第3戦までの約9~10日間の中で、ず~~~~っと、星勘定をするのである。朝の職場で、昼間のカフェで、そして夕方のバールで、居酒屋で、帰りの電車の中で。

 

「こっちはもう勝ち点〇なわけやから、相手は〇〇〇に対しては「分け」狙いで「勝ち点1」を増やすやろう・・・まさか、リスクを負って「3」狙いではないはずや・・・その裏をついてこちは「3」狙いで行くんか、それとも「分け」でええんか。いずれにせよ、「負け」は痛い。それだけは避けたい。なんとしても避けたい!でも相手もそう思ってるんやないか?そしたらここは一気に乗じて勝ち点3を獲りに行ってもええんとちゃうか?いやいや。。。それが危ない。そんな甘いもんやない。となると、初戦はやはり「引き分け狙い」か?そやけど、それは相手もそう考えてるはずやから、こっちは攻めてもええんちゃうん?そう言うても、もうこっちは勝ち点〇もあんねんから、プラス「1」でも充分やねんし、これで万が一〇〇〇が〇〇〇に負けたら、引き分けでも充分やで~!とか・・・。

 

この堂々巡りを論議すんのが、非常に楽しい。

 

これが理解できれば「ベストメンバーは誰か?」なんていう質問がいかにナンセンスなものか解るだろう。仮に次の戦いは「分け」で良いのなら、当たり前だが後ろを厚くするだろう。逆に「もう勝つしかないんや。勝負に出るしかないんや」という状態でリスクヘッジをする面子やプレーは不要となるだろう。バランスを取るとかボールを回すとかの段階ではないからだ。

 

だから3戦とも同じメンバーで同じ戦い方をする・・・というのがいかにリスクが高いか。いかに幅のないチームなのかがよくわかるだろう。

 

いかん。。。ついつい熱く語ってしまった。。。

 

とにかく、ワタクシ・・・読裏は、この「星取り」が大好きなのである。そらもう3度の飯より星取り。実に楽しい星取り。この楽しみ方を世間一般では「3度の飯より星取り」と言う(そのまんまだが・・・)。

 

 

サッカーでいかに一つの「引き分け」が重要なポイントになるのか、これで聡明な読者はおわかりいただいたろう。そう!「引き分け」がサッカーの醍醐味であり、文化を形成するのだ。引き分けの美学・・・「なんやあれ!あれでもサッカーか?え?」という批判に対し(つまり攻めずに守ってばっかしのチームを指して言います)「へん!悔しかったら俺らより勝ち点上回ってみぃや~~~!」と言う優越感の美しさである。

 

あああ・・・いよいよ始まるんやなぁ~~。この「勝ち点計算」の醍醐味が!うれしいなぁ。わくわくするなぁ。どきどきするなぁ。たのしいなぁ。サッカー知っててよかったなぁ。という東海林さだお調に思わずなってしまうのだ。

 

では、次回から各グループの読裏的星取りを踏まえて大胆勝ち抜け予想をしていこうと思います。乞うご期待!

 
 



※わかり難いですが、コメント欄はこのサイトの一番下にあります。ので・・・ヨロシクね!

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