サッカー日本代表に、ラファエル・シルバを入れる方法(画期的な賀川浩案!)
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サッカー
浦和レッズが10年ぶりに、ACL王者に輝き、12月6日から始まる「クラブワールドカップ」ではアジア代表として各大陸チャンピオンと対峙する。日本サッカーにとって非常に喜ばしく、そして誇らしい勝利だった。
ただ、その勝利を呼び込んだのは、間違いなく一人のブラジル人によるところが大きい。その名はラファエル・シルバ。決勝の1stレグでは左サイドをゴリゴリと突破し、あっという間に相手のディフェンスラインを引き割いた。最後は自分のクロスを自分がまた決めるという、これもまた得点に飢えたFWというのに相応しい得点シーンだった。
迎えた2ndレグ。0-0で残り10分。チリチリ、ヒリヒリするゲーム展開。相手は退場者が出たとはいえ、「1点取れば勝ち」という、狙い通りの展開に持ち込み、怒涛の攻めを展開していた。
まさに、その瞬間、またもやラファエル・シルバだ。一瞬のスキを突いて身体を入れ替え、抜け出したその瞬間、「ズドン!」である。変に持つこともしないし、変にコースも狙わない。とにかく「ズドン!」。それがまた「宇宙開発(←サッカー用語でゴール上にシュートが大きく飛んでしまうこと)」もせずに、しっかりと枠を捉えて、相手GKの側をボールが突き抜けていった。
まさに、「これぞ!フォワード」である。
この瞬間、いや、試合が終わってからもこう思った人は決して少なくなかったのではないだろうか?「ああ。ラファエル・シルバが(日本)代表にいたらなぁ~」と。
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そんなこんなを思いながら、日本人で初めてFIFA特別賞を受賞した、92歳にて現役サッカージャーナリスト、あの高名なる「賀川 浩」先生のサッカーサロンがあったので、そこにちょこっとお邪魔してたところ、その場で先生がこんなとんでもない「提案」を持ち出した。
「ラグビーの日本代表のように、サッカーも外人が日本代表に入れるようになったら面白いのにね」と。
これ、考えもしなかったっすわ。その昔、「日本代表キカキカ(帰化)作戦」という案を唱えはしましたが、それでも帰化条件は覆しようもないと決めつけておりました。賀川先生よりも〇十年も若造の僕なのに、そんな柔軟な発想、まったくもって思い浮かばない・・・。我が頭の固さにしばしショックを受けました。
確かに調べてみると、日本ラグビー協会では【①出生地が当該国 ②両親、祖父母のうち一人が当該国出身 ③当該国で3年以上継続して居住歴がある の、いずれかを満たした場合は代表資格が得られる】とあった。
う~ん、この③を使えば、ラファエル・シルバは充分に日本代表ではないか?フッキだって代表に入れるのではないか?いや、今からでも遅くないから、イブラ様に3年間暮らしてもらえれば、日本代表で試合に出ていただけるかもしれないぞ?
ま、どれだけ妄想しても「FIFA」がこんな約束事を認めるわけないけどね(苦笑)。それに万一このルールをサッカー界に適用したら、それこそW杯は「ブラジル人対ブラジル人」のブラジルだらけの「ブラジル大会」になったりしかねないもんね。
しかし、それでも、やっぱり、ラファエル・シルバって日本代表に欲しいよなぁ~。
で、ここで一句。『フォワードの、原点みたり、ラファエル・シルバ』(雰囲気字余り?)
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