小柳ルミ子さんでなくても、普通の主婦でも解る!完全保存版「読裏サッカー用語辞典」【タ】行の巻
今年はワールドカップイヤー。サッカーフリーク、フットボール雀としては血沸き肉躍る年であります。
が、しかし、ばっと、ハウエバー!
サッカーは何もフリークだけのものではございやせん。子ども達もサッカーは大好きだし、そしてもちろん女性の方々だって。その女性だって誰もかれもが「小柳ルミ子さん」並みの知識があるとは限りません。はっきり言って「小柳ルミ子さん」は別格です。僕も彼女には到底追いつけない(汗)
そんな小柳ルミ子さんじゃない普通の人の中には、「今年から子どもがサッカーをやりはじめたので・・・」とか、「今度の彼氏がサッカー好きで・・・」などという「サッカー初心者」だってきっといるでしょう。「ワールドカップって見たことがないけれど、今度初めて見るワールドカップって凄く楽しみ!ドキドキ、ワクワク!」という人もきっといるでしょう。
というわけで、以前はスポナビさんにて「読裏クラブのワンツー通し」としてアップしていたこのブログも、新しくこの場所でアップすることになった以上、老若男女を問わず、サッカーに興味をお持ちの方以外も含めて「サッカーの面白さ」「サッカーの奥深さ」を改めてご紹介、ご披露させていただこうと思っています。でも、ちょっと「灰汁(アク)」は強いけどね(爆)
永久保存版!サッカー用語辞典
で、そんな新しい「読裏クラブ」のブログでは、サッカー用語を詳しく説明するシリーズを連載します。名付けて「小柳ルミ子さんじゃない、普通の主婦でも今日から解る!永久保存版サッカー用語辞典!!」
え?タイトルが長い?はい。スンマセンなぁ~。こういうベタさは新しいブログの場所になっても変わりまへんねん。なんせ、書いてる人間が同じでっさかい(爆)
と、いう長い掴みはこの辺にして。。。もっとサッカーを知るために!もっとサッカーを楽しむために!よりサッカーを味わうために!「聞きたくても聞けなかった言葉」や「よく聞くけど意味がまだよく解らないという言葉」を「わかりやす~~~~~く」解説していきます。
もうこの「読裏サッカー用語辞典」さえあれば、今年のJリーグも、今年のワールドカップも、今年のブンデスリーガも、今年のリーガ・エスパニョーラも・・・え?長い?はい。すんまへん!
では参りましょう!今回は【タ行】の巻きデス。
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【タ】ダイブ
選手がタックルを受けて倒れるときの仕草。「僕はタックルを受けたぞぉ~~!痛いよぉ~!痛いよぉ~」と、大袈裟に倒れて転げまわる様をいう。両手を挙げて顔を少し斜め上に上げ、両足も綺麗に揃えて倒れるときによく使われる単語。
つまり、このようなダイブというのは、厳密には「わざと飛んでいる」場合が多く、スローモーションでリプレイすると、ほとんど相手のDFは足を掛けていない。
ダイブの優劣がPKを取れるかどうか?の境目であり、FWとしてはシュートよりも大事な必須テクニックである。
僕はある後輩から「昨日のあのダイブ見たら思わず〇〇さん(←僕の本名ね)のことを思い出しましたよ」と言われたとき、えも言えぬ恍惚感と満足感を覚えたものである。いわゆる「記憶に残るプレー」っちゅうやつやね!
【チ】遅攻(ちこう)
正確には遅い攻めという意味ではなく、「ゆっくり」「じっくり」攻めるという意味。反対語は「速攻」。相手の守備陣が完全に陣形を整えた状態で、その陣形を崩すべく、長短、緩急のパスを駆使して、徐々に相手にに攻め入ること。
反対に「速攻」は、相手の陣形が整わないところで、数本のパスで相手ゴール前にボールを運び、ゴールを狙う攻め。カウンターとも言う。
ベースとしては南米大好き派は「遅攻」を好み、ヨーロッパ派は「速攻」を好むと言われているが、実は「速攻」が最も巧く、最も得意なのは南米の雄、「ブラジル」である。
また、プレーヤーの立場から言えば「遅攻」は体力的には楽で、「速攻」は体力的にはかなりキツイ。だから「おい、遅攻で行こうぜ!」と、ある選手が言ったら、それは「おい、今日はちょっとサボろうぜ!」と言っていると思ってもそんなに間違いではない。
【ツ】繋ぎ(つなぎ)
「ここは繋いでます」とか「ここは繋ぎたいです」という実況があれば、それは「ここはパスを繋いで(通して)ます」や「ここはパスを繋ぎたい(通したい)」という意味。つまりボールを失わないようなパスを出していくという意味。
基本的には「遅攻」の際によく使われる。パスを何本も交換するときの独特のサッカー用語。
集音マイクから「つなげぇ~~!」という声がもし聞こえたら、それはその選手が(どちらかというと中盤の選手)「あ〇!何も考えんと前に蹴るな!」と言っていると思ってもらってよい。
「つなげって!(怒)」という怒りを含んだ声がもし集音マイクを通じて聞こえてきたら、それはその選手が「だから、簡単にボールを失うようなタテパスを蹴るなって言うてるやろ!〇ケ!」と言っていると思ってもらってよい。
何故そんなことが解るのか?というと、「経験者は語る」というやつである。
【テ】テクニック
サッカーで言うテクニックという言葉は広範囲に使われており、どのようなプレーを指すかということは厳密には言及できない。見る人それぞれが、自分達の思う「巧いプレー」が違うからだ。
読裏辞典での「サッカーテクニック」は、
天高く上がったゴールキックやクリアボールをワンタッチで「ピタ!」っと止めたとき。
ノールックで、ヒールで、密集のペナコでワンツーを通したとき。
3人に囲まれたのに、僅か数タッチでと重心の移動と、身体の向きだけで、あっと言う間にその包囲網から脱出するプレー。
などを指す。
間違っても「入りそうにない距離のロングシュートを(たまたま)ぶち込んだ」とか「ダイビングヘッドで綺麗にニアをぶち抜いた」とか「クロスボールのクリアボールをダイレクトでゴールマウスにズドン!と叩き込んだ」というのをテクニックのあるプレーであると、勘違いしてはいけない。
また念のために言いきっておくが、(映画のクライマックスなどで時々使われる)オーバーヘッドキックも読裏辞典ではサッカーテクニックの項には入らない。何故なら読裏さんがそんなプレーが嫌いだったから。
【ト】トータルフットボール
トータルフットボールとはトータルなフットボールのこと。という説明で「なるほど・・・」と納得しないように(されるとツライ・・・爆)それでは何の事かはさっぱり解らない。
1974年のオランダ代表が体現し、実践したサッカー戦術のスタイルを言う。全員攻撃、全員守備の発展形として、どのポジションにどの選手がいるのかは、その時その時の状況で決める。
ディフェンスが攻めあがってフォワードにもなれば、フォワードがその時は中盤まで下がって守備に回る。ぐるぐるとピッチの中を回転しながら、ポジションを替えていくので、ローテーションサッカーおtも言われた。
「トータルフットボールじゃぁ~!」と称して、攻め上がったまま自陣に戻らないディフェンスがいたが、彼ははまったくトータルフットボールの意味を取り違えている。
いかがでしたか?今回の【タ】行の巻。お勉強になりましたか?「こういう辞書が出るのを待ってたんですぅ~~」と、絶賛されている方がどれだけいらっしゃるかは解りませんが、コメントをいただくとまた励みになりますので、是非ご感想や、「この用語も説明してください!」てなリクエストも入れてくださいね。
ちなみに【ア】行の巻もあります。
で、こちらは【カ】行の巻です。
そして【サ】行もしっかりとお勉強できます。
※わかり難いですが、コメント欄はこのサイトの一番下にあります。ので・・・ヨロシクね!
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