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CWCは無事に!レアルが優勝。鹿島の敗戦で、ちょっと安堵している僕をお許しください。

ちょっと時間が経過しましたが、2018年のクラブ・ワールドカップも無事、大いに盛り上がり(って誰も思ってないか・・・苦笑)、無事レアルマドリ―が3大会連続の優勝を決めて幕を降ろしました。

 

【アジアでは久しぶりにそのチャンピオンとして日本から鹿島アントラーズが出場。1回戦を勝ち抜き、見事準決勝進出を決めて、宿敵「レアル・マドリー」と2年ぶりの再戦を果たしました!】

 

って・・・書いてるだけでも「こそばい」ね。(注=「こそばい」とは、「くすぐったい」の意味。ちょっとおちゃらけて「こちょばい」と言う時もある)

 

そらもうレアルにはコテンチョンにやられたわけでさ。でもって不運にも準決勝で不覚をとったリバー・プレートにも3位決定戦でケチョンケチョンにやられちゃって。鹿島としてはこの大会はコテンケチョン、あるいはケチョンパンにやられたわけです。コテンコテンケチョンと言ってもいいし、ケチョンケチョンコテンパンと言ってもいい。スコアはレアルには1-3で負け、リバープレートには0-4で負けちゃいました。

 

「って・・・ことは・・・?同じ鹿島相手にレアルは3-1でしか勝てず、リバープレートは4-0で圧勝したんだから、得失点差も含めてリバーの勝ちだね!」なんてことには、さすがにサッカーをほとんど知らない方でもならないでしょう。

 

そう、ヨーロッパのチャンピオンのレアルが強いか?したたかさでは右に出るものがない南米列強国の頂点に立ったリバー・プレートが強いのか?は、直接対決しないと絶対に解らないわけです。

 

イングランドで生まれたと言われるフットボール。それは瞬く間にヨーロッパ各国に拡がり、それぞれの国でそれぞれの国民性が浸み込んだ、それぞれのフットボールになっていきました。そしてそれぞれの国でそれぞれの頂点と呼ばれるチームが生まれ、自然発生的に「あっちの国のチャンピオンとうちの国のチャンピオンはどっちが強いんやろ?」という、まったくもって素朴な疑問が生まれたわけです。

 

「うちの(国の)ほうがレベルが高いからうちに決まってるやろ?」

 

「そんなことないで!俺らのクラブの強さ、ハンパやないねんで!?」

 

なんてことになって、当然のように・・・

 

「ほんなら、いっぺん、どっちが強いか?やってみようや!?」ということになって生まれたのが

 

ヨーロッパチャンピオンズカップ。そう、各国のプロリーグの1位だけを集めて1番を争う大会です。(因みに各国のカップ戦(ま、天皇杯みたいなもんね)の優勝者どうしを集めてトップを競ったのが、カップ・ウィナーズ・カップ)

 

すると、今度は地球の裏側からこんな声が上がってきました。

 

「あのさ、ヨーロッパでどんだけ盛り上がってるか知らんけど、ワールドカップでいっつも勝つのは南米やで?そもそも南米とヨーロッパってレベルが違うわけよ。フッチボルと言えば南米やろ?したたかさが違うわけよ!熱量が違うんよ!そもそもテクニックが基本的に違うし!勝手にヨーロッパでチャンピオンズごっこやってるんはええけど、勝手に自分らが世界ナンバーワンみたいなこと、言わんといてや!」

 

と。

 

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そこでとうとう、こうなったわけです。

 

「ほんなら、いっぺん、勝負しようや!ヨーロッパのナンバーワンと、南米のナンバーワンのどっちが強いか!ガチやで!?」

 

「おう!望むところよ!」

 

と。

 

ところが、当時のフットボールでは当然のようにこの勝負を「ホーム&アウェー」でやったわけです。ま、当たり前ですわね。サッカーにおいてホームとアウェーって、そらもうダンチに前提が違うから。巨人が甲子園で試合するとか、阪神がナゴヤドームで試合するとかのレベルやないわけです。

 

そうしたら続出したんですよ。怪我人が。え?それは審判がちゃんとしたら防げるだろう?って?違います、観客ですがな。つまり暴徒と化した観客、サポーターという名の暴徒が暴れまくって、選手の生命と安全も保証できなくなってきたのです。

 

「命を落としてまで試合するのは、ごめんっすわ」と、選手が言うのも無理はなく・・・

 

「ほんなら、やめとこか・・・」と、しばらくは中止となってました。

 

そこへ声を掛けたのが、まったくサッカーなんて興味のない国民がいる国、日本。しかも好都合のように、ヨーロッパからも南米からも相当遠い。暴徒もかなりの旅費を払わないと来られないから、安全性もかなり高くなる。しかもしかも、あの有名な車のメーカーであるTOYOTAが「遠いところに来てくれんでっしゃろ?もし会社の名前を冠でつけさせてもらうんなら、選手やクラブ、協会関係者の旅費も全部ウチが出しまっせ?何なら、試合が終わってから寿司でも食べます?それともスキヤキ?おっと!しゃぶしゃぶでっか?そらまたお目が高い!」なんて申し出て、話は一気にまとまり・・・

 

ヨーロッパのナンバーワンと南米のナンバーワンが戦う「TOYOTA・CUP」が誕生して、インター・コンチネンタルカップが復活したわけです。

 

ね?わかります?つまり、クラブ・ワールドカップの原型は、この「なぁ、ヨーロッパと南米とどっちが強いか?いっぺんホンマにガチでやってみようや?」っていう素朴でシンプルな欲求というか願望というか、全世界共通の興味を対象としていたわけです。

 

それが、今年も実現しませんでした。レアルとリバープレートがガチで戦うことはできませんでした。

 

2年前も決勝は開催国というだけで出てきたカシマとかいう日本のクラブとレアル・マドリ―。南米のチャンピオン、アトレチコ・ナシオナルは決勝戦に出られませんでした。

 

日本のサッカーファンは、鹿島がレアルに勝ってくれることを望んだでしょう。鹿島サポなら当然熱狂的に深夜にTVの前にかじりついていたでしょう。でも、もし万々一、鹿島がレアルに勝っていたら・・・?結果論ではありますが、決勝は日本vsUAEという国の対戦になってたわけで、これはもう見る人が見たら「何?これ?アジア大会け?」みたいな顔合わせになってたわけです。

 

サッカーでは何が起こるかわからない。強いものがいつも勝つとは限らない。これは真実です。

 

すると、いつか必ず、ヨーロッパチャンピオンでないクラブと南米チャンピオンでないクラブとの決勝戦も出てくるでしょう。

 

そのとき、世界の(といってもヨーロッパと南米が中心ですが)人々はどう思うでしょうか?たぶんこう思うに違いありません。

 

「オモロ・・・ないな・・・。」と。

 

「これでクラブ・ワールドカップやて?アジアが世界ナンバーワンなんやて?」って。そしてたぶんこう思うでしょう。

 

「なぁ、別のところでガチでちゃんとせえへん?」って。あるいはこう思うかもしれません「もう、クラブ・ワールドカップ行くより、今週のリーグ戦の方が大事やし!」って。

 

たぶん、僕も、そう思います。

 

鹿島サポの人には大変大変(以下、大変が相当数続く)申し訳ないのですが、今回鹿島がコテンパンに、ケチョンケションに、ヨーロッパと南米のクラブに負けたのは、ある種世界のサッカー地図から見れば穏当なる結果であり、まだこの大会がなんとか続けられる可能性が残ったと思っています。

 

アジアチャンピオンが世界のどの舞台に出るのか?というのはまったく別の次元です。

 

クラブワールドカップの原型が実現できないクラブワールドカップという大会。かなり前途が暗いと思ってます。

 

この大会の最大の魅力はヨーロッパと南米のガチな勝負なのです。

 

だからやっぱり

 

レアルとリバープレートのガチ直接対決・・・見たかったなぁ~。

 
 

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