*

フランス、気の抜けたシャンパン!まったく違う味で優勝。

ロシアワールドカップが終わりました。優勝はフランス。ま、今回のフランスは優勝候補の一角に名を連ねていたので、彼らが優勝したのはそれほど驚きではありません。

 

ただ、その内容は驚きでした。

 

はっきり言って、フランスのイメージは全く変わってしまったね。その昔、82年のスペイン大会で見せつけられたシャンパン・フットボールは、それはそれは美しく、見事なプレースタイルでした。

 

ミシェル・プラティニ、アラン・ジレス、ジャン・ティガナ、そしてベルナール・ジャンジニ(名前もすっげーフランスっぽいし、口髭も印象的やったし、それに左利きなのがまたオシャレ)。彼らがダイレクトでポンポンとパスを廻す体は、まさしくシャンパンのコルクがポンポンと飛び交うような、シャンパンのような爽やかで甘く、美しいものでした。

 

フランスと言えばシャンパン・サッカー。シャンパン・サッカーと言えばフランス。そのボールの軌跡は、スペインとバルセロナの黄金期だったティキ・タカとは微妙にその距離感や、コースや、ボールの速さや角度が違っていて、また「青・白・赤」のユニのバランスも、すっげ~、お洒落で、恰好よくて。。。フランスサッカーには一種の憧憬さえ感じておりました。

 

が、しかし、ばっと、はうえばー・・・。

 

それももう消え去ったね。某国営放送の解説を務めた人なんかは、「もう感動でした!その言葉しかありません!感動的な決勝戦でした!」なんて、そらもう陳腐な感動という言葉を、それこそ何十回も叫んで、自分なりにこの決勝を、勝手に感じている高揚感で表現しようとしえいたけど、この決勝は、そらサッカーのクオリティで言えば間違いなくクロアチアでした。

 

フランスは、もうミエミエのカウンター狙い。ゴールをあげるのは速攻カウンターか、そこで拾えるセットプレー。そこで点を入れたらあとはもうガッチリ守って、ボールをカットすればエムバペの前に蹴って「走って点獲ってこいやぁ~~」。。。の繰り返し。

 

もうシャンパンのかけらもない。気の抜けたシャンパン?いや、それでもない、もう別の飲み物になっちまいました。

 

 

 

<Sponsered Link>



 

そら、無理もないわ。監督はデシャンやもん。某国営放送は、「フランスが優勝すれば、選手と監督で優勝を経験する史上3人目となり、デシャンの偉業」なんて持ちあげておりました。が、その20年前に優勝したフランスも、実はもうシャンパンサッカーからかなり姿を変えていたように思います。

 

それを気づかせなかったのは、ジダンという稀代の天才がいたから。ジダンのプレーを見るだけで楽しく、酔わせてくれたので、それをシャンパンの味だと勘違いしていたのかもしれない。そこには「ガチィ~~~」と守るデシャンが、それこそ走り廻ってボールを奪取していたからね。ま、いわゆる「労働者」そのもんでした。

 

今回のフランスもまったくそう。カンテなんて史上最大の労働者だし、ポグバだって、黒子に徹してたし(あ、肌の色じゃないよ!プレースタイルのことね!)、マテュイディだって彼らに負けじと、労働に労働を重ねていて、そらもう「働き方改革」施行後は、カンテもマテュイディも、労働過多で、基準局からお達しが出そうなくらい。

 

前のグリーズマンだって、ジルーだって、華麗さよりは勤勉さの方が目立ったし、エンバペは未成年だからシャンパン飲んだらアカンし。。。

 

あ、それと、ユニフォームについても一言。フランスが(ブラジルも・・・)ナイキにフットボールの良心を売ってしまってから、もうずいぶんと経つんやけれど、今回のユニも酷かったねぇ~。ピチピチのユニはまぁ百歩譲って許せるとしても、あの首の後ろに回った変な切り替えしのラインや、へんな濃淡のコンビネーションも、かなりダサい。

 

なんだかなぁ~~。「フランスおめでとう!」「フランス20年ぶりの優勝!」「フランス2回目の優勝!」なんて文字が飛び交うのはいいんだけれど、誰か「フランスよ、それでいいのか?」「シャンパンサッカーはもう蘇らないのか?」「それにしてもユニフォームもダサいぞ!」「アディダスのあのユニはもう蘇らないのか?」「フランス、気の抜けたシャンパンで、不味い味でもとにかく優勝」みたいな、そんな粋な記事を書く人、いね~のかなぁ~?

 

プーマオンラインストア

※わかり難いですが、コメント欄はこのサイトの一番下にあります。ので・・・ヨロシクね!

サイドバナー




関連記事

J2と大富豪(大貧民)

いよいよの「J開幕」で一気に春めいた今日この頃なんですが、今回はJ2についてです。  

記事を読む

実は私はアルゼンチン人なのです!

皆さん、実は非常に大事なことをこのブログにてお伝えしておりませんでした。私としたことが何と言う不覚!

記事を読む

大胆かつ無謀!独断且つ偏愛!ワールドカップグループリーグ完全星取り予想!グループEの巻

始まりました!ワールドカップ2018!一流選手のガチンコ試合。一流の戦術の中で一流のテクニックと一流

記事を読む

1位がネイマール、2位がメッシ、49位がクリロナ!?って。これ、何の順位やねん!?

1位はネイマール。(うん、まぁそうかい。ちょっと買いかぶりかもよ?)2位はメッシ。(全然面白くもなん

記事を読む

結果が大事?プロセスが大事?サッカーの実在派と実証派との間の話。

先日読んだ「物理学」の本で面白い表現がありましたので、ここでちょっと引用させていただきます。

記事を読む

『ホンマに来るの?度』史上最大!あのイニエスタがやってくる!その計り知れない影響度

イニエスタが神戸にやってくる?というニュースを最初に見たときには「おうおう、またガセかよ?」「ほぅ~

記事を読む

大胆かつ無謀!独断且つ偏愛!ワールドカップグループリーグ完全星取り予想!グループDの巻

始まりました!ワールドカップ2018!一流選手のガチンコ試合。一流の戦術の中で一流のテクニックと一流

記事を読む

ガンバ大阪の遠藤保仁、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が秒読みへ?

本日驚愕のニュースが我々の元に飛び込んできた(★)     あ

記事を読む

ロシアワールドカップのドサとクサに紛れて。ヨシトよ。君の生き方は凄い!

それは、2018年6月25日の出来事でした。日本中(正確には日本のサッカーフリーク全員+その他サッカ

記事を読む

小柳ルミ子さんでなくても、普通の主婦でも解る!完全保存版「読裏サッカー用語辞典」【ハ】行の巻

今年はワールドカップイヤー。サッカーフリーク、フットボール雀としては血沸き肉躍る年であります。

記事を読む

サイドバナー




Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

サイドバナー




抱腹絶倒サッカー中継「めっちゃ風邪ひいてんねん!」

今回は、まったく、他人様(=ひとさま)からの受け売りです。オリジナリテ

「ブラックホールで死んでみる」

僕は宇宙が好きだ。そして宇宙の事を知ろうとすれば、星のことや、光のこと

何故か不思議なセブンとイレブンの話!?

今回は「7」と「11」のお話し。   で、「7」

国際試合の意味は?本当の狙いは別なところにある説。

7月最後の日となった31日、各地でクラブ間の国際親善試合が行われた。浦

アルゼンチンの兄貴と弟分の会話

弟分1)暑いっすねぇ~。兄貴!日本ってこんなに暑いんすか? &n

→もっと見る

  • 2018年8月
    « 7月    
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
PAGE TOP ↑