アカネキカク作、2分30秒の衝撃動画。TDC・登美丘高校のキレッキレ!ダンス
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エンターテインメント
TDCが2017年の後半に飛び交いました。飛び交うというよりも席巻したと言った方が雰囲気がぴったり。TDCとは「登美丘高校ダンスクラブ」の略。決してソフト会社や通信会社、東京の歯科大学の事でも、東京タイプディレクタークラブの事でも、東京ドームシティーの事でもありません。
この登美丘高校ダンスクラブ。知る人ぞ知る存在で、「夏の日本高校ダンス部選手権」全国大会で2015年、2016年と2年連続の全国制覇している超実力高校。部員数はなんと90人強。
そんな登美丘高校ダンス部が3年連続全国制覇を狙って繰り広げたダンスが「バブリーダンス」。2分30秒のそのダンスは、それこそ見るものを登美丘ワールドへと引き込む圧倒的なパワーがありました。同校OBのコーチ、アカネキカクこと、AKANEさんの指導・ディレクションの元で作られたそのパフォーマンスは一度見たらもう一度、もう一度みたらさらにもう一度見たいというほどの完成度の高さ。
「へぇ~、知らなかったよ。そんなのが流行ってたんだ・・・」とおっしゃる御仁がおられたら、「百聞は一見に如かず」。是非ご覧になってから、もう一度このネタを読んでみて欲しいですね。
2分30秒の衝撃。圧倒的なキレッキレ!ダンス。登美丘高校ダンス部のバブリーダンス
彼女たちのこのPVはYouTubeで公開されて、その再生回数は、なんと!3400万回以上!3400万というのはそらもう凄い数で、あのピコ太郎でさえ2017年12月末時点で1.3億回。世界を席巻したピコ太郎の約四分の一の数を、大阪の女子高生のクラブ活動の動画が稼ぎ出したのです。因みに3400万回の再生のうち、10回強分は私の再生です(苦笑)。
その動きはまさに「キレキレ」。いや、「キレキレ」ではあまりにも物足りない表現ですな。その動きはまさに「キレッキレ!」その前に「強烈」とか「エゲツナク」とか「恐ろしいほど」とかの形容詞を付けてちょうど良いほどの「キレッキレ」。
機を見るに敏なTV業界はすぐさま彼女たちをクローズアップして、ミュージックステーションに登場するや、年末にはレコード大賞特別賞を受賞し、そして最後の大晦日の超ビッグイベントである紅白歌合戦に出場するという、まさにトントン拍子もトントン拍子。そらもう誰もが止めれぬおそろしい勢いでした。
この彼女たちのパフォーマンスに、バブリーを売りにしている平野ノラが乗っかって、その上なんと、彼女たちのダンスミュージックに使われた「ダンシング・ヒーロー」の荻野目洋子までもが再脚光を浴びて、登美丘高校ダンス部とのコラボで御堂筋のストリートパフォーマンスに駆り出されたりして、なんとその勢いでダンシング・ヒーローがビルボード・ジャパン・チャートの2位に急浮上。六本木純情などにもそのブレークは飛び火して、本人いわく「奇跡の1年となりました」とふりかえるほどに。
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しかし、凄い世の中になったもんです。ピコ太郎は、なんだかんだ言っても「プロ」の選手。でも今回は「アマ」です。そんなアマの圧倒的なパフォーマンスが、YouTubeなどの情報発信ツールに乗って、あれよあれよという間に「プロ」の世界にムーブメントを起こしているという・・・。ただ、彼女たちのあのスタイルワンレン・ボディコンにヒール履きという踊るには過酷な条件で、笑顔を極力殺して踊りに集中できるそのパフォーマンスはプロのそれとまったく変わらない。
これ、今後も時を超えて、形を変えて、起きる現象なんでしょう。「ふと考えてみたら、このキッカケって、あのときのあの情報がその起源だったよね」という。
一つの小さな動きが大きなうねりを生み出す。まったく新しいマーケティングの動きをまざまざと見せつけさせてもらった登美丘高校ダンス部の皆さん、ホントにお疲れ様。そしてキレッキレのダンスを有難う!さてと・・・もう一回見ようかな(苦笑)
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