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ZOZOTOWNの送料自由化でわかる人間性善説の可能性は、62%?

公開日: : 最終更新日:2017/12/29 ビジネス

毎日いろんな記事を見ていて絶対に出てくるフレーズ、単語があります。そのうちの一つが「EC」という単語でしょう。(最近はECという単語よりもIoTの方がはるかに頻度が高くなっていて、EC自体も、もうすぐが死語になってきそうですが)

 

ECとは「Electronic Commerce」、エレクトロニック・コマースの頭文字。つまり日本語でいうと「電子商取引」のことです。ECサイトとかECビジネスとか言われますが、日常会話では「ネットショップ」とか「ネットで買う」なんて言う方が圧倒的に多いのでしょう。

 

そんなECの世界、つまりネットショップの世界で、非常に重要な位置を占めているのが「送料」です。物の売り買いの情報はネット上で飛びかわすことが出来たとしても、さすがに「物」だけはネットには乗らないですから、どうしてもそこだけはリアルな世界、倉庫や箱やトラックやポストや玄関口といった、昔からある「郵便」や「宅配」の世界になってしまいます。

 

もし仮にネットでの売り買いが爆発的に増えたとしたら、当然のようにこのリアルな物の移動の量も爆発的に増えていることになります。

 

だから、ドライバー不足が問題になり、過労業務が問題になり、そして労働環境が問題となり、人手不足が問題となり、それが最終的には消費者負担となる送料の値上げにつながっていきます。これは、需要と供給の関係で見れば非常に自然な現象で、ある意味「一本道」ですね。それを証明するかのように、最近の宅配会社の雄、「ヤマト運輸」の何十年ぶりの値上げが話題となりました。

 

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そんなECの送料において、最近逆の意味で「話題」をさらったのが、スタートアップ、ZOZOTOWNが発表した「送料自由」という考え方。「送料無料」ではなく「送料自由」。

 

つまり、「送料はお客様の気持ちや都合で自由に決めてください。もちろん¥0でもオッケーです」というこの新しい送料の考え方はかなりショッキングなニュースとして強い発信となりました。

 

さて、実際のところ「送料は自由です。お客様のお気持ちやご都合で自由に決めてください。¥0でも¥500でもお客様の自由です。価格を自由に決めていただくことで、運ぶ人と受け取る人との間に、気持ちのやりとりが生じて、お互いが思いやる、そんな気持ちの交換が生まれれば素敵だと思うので」と、言われて・・・さて、アナタはいくらを送料に設定しますか?

 

これは非常に興味のある実験だともいえます。大げさにいえば「人間は性善説が正しいのか?性悪説が正しいのか?」という究極の問いかけのヒントになりそう。さて、この問いかけに対する答えがそろそろ出た模様。ZOZOTOWNの前澤社長のTwitterによれば、同社の送料を\0で注文されたのは全体の38%だったそう。

 

はてさて、この数字、微妙なところですが、アナタはどう思われますか?私としては意外に少ない。だって「無料でいいですよ」と言われても「お金を払います」といった人が6割強もいたのですからね。やっぱり日本人は捨てたものではない?そう思ったニュースでした。

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