動画で自分の名前が呼ばれる時代
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最終更新日:2017/11/18
ビジネス
リッチテキストなんてフレーズ、最近は徐々に聞かなくなりました。当初この言葉が出回ったときには「リッチって何?」「金持ちの文字(テキスト)って何?」なんて思ったものですが。
何故聞かれなくなったのか?と思うと、結局は「全部がリッチ」になってしまって、「私はリッチですよ」「このコンテンツはリッチですよ」という区別が無くなってきてるからでしょう。
つまりそれだけ、情報が豊富なのは、当たり前。写真画像が付いているのは当たり前になってきているということです。通信インフラが飛躍的に整ってきた今日、「画像だから重い=だから、出てくるのが遅い」なんてストレスはほとんど無くなってきています。
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そもそも「百聞は一見にしかず」ともいいます。
昔の人はよく言ったもので、これ、つまり言い換えると「文字情報よりも画像情報の方がはるかに情報量が豊富(リッチ)ですよ」と言っているのと同じ。
で、もはや現代は、この格言をもじるとしたら「百見は、一動にしかず」と言えるかもしれません。
そう、つまり、100枚の画像を出すより、30秒の動画の方が、その情報量が飛躍的に多いという。そういう時代。
だからマーケティングや広告を扱う世界は、かならず動画というものに最後は行きつくように思います。(だって、広告を出す側は言いたいことがいっぱいあるわけで・・・その場合は画像よりも動画の方が情報量が多いわけで・・・)
いずれは、全部のサイトの広告が動画になったりして。
でもまぁ、それはそれで目が忙しいし、疲れるし、そこまで極端には走らんだろうなぁ~?なんて思っていたら!やっぱりそんなことはなさそう。
最近、損害保険会社の例でこんな広告実験が行われたらしいのです。
「顧客の年齢、保険料のデータを使い、特約の顧客の提案も動画の中でデータで示す。その仕上がりは、あたかも一人の顧客のために作られたように見える広告」そうです、つまり「動画のo2o、リタゲ広告」
すると、売上が今までの広告よりも確実に上がったんだとか。
今や広告メールに「●●●さんのために、●●●さんだったらこんな事が~」なんて、自分の名前が入っているのは当たり前。これが出た当時、最初は「あ、自分の事をそこまで考えてくれてるのね?」なんて思っていた受け手も、今や「プログラムで自動で入ってるんでしょ?」的なことも思わないほどの、無感動モード。
今後は動画で自分の名前を呼び時代がきっときます!PCの画面から、スマホの中から・・・ある女優(タレント)が「●●●さんのための商品です!」なんて自分の名前を呼びかけるようになったら?それはそれで最初は感激するのかも・・・その時のために心の準備だけはしておきましょう!(笑)
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