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ヴィファーレン長崎をJ1昇格させた社長は、いつまでも夢を追う人

公開日: : ビジネス

J2のヴィファーレン長崎が念願のJ1昇格を果たしました。この昇格劇の背景には知る人ぞ知る「長崎の顔」である、あの社長が深く関わっています。

 

その名は「ジャパネットたかた」の前社長、「高田 明」氏。「ジャパネットたかた」の通販番組を見ていない人って、かなり少ないのではないでしょうか?というよりも「私はあそこで羽毛布団を買ったわ」という人もいるだろうし「僕もここでパソコンを買ったよ」なんて人も多いでしょう。

 

その高田社長が、ジャパネットの社長を辞任したのが3年前。そして今年、経営危機に瀕していたヴィファーレン長崎を子会社化したジャパネットホールディングスの命で(というよりも事実上は息子さんの依頼で)同クラブの社長に就任したのが今年の4月。

 

そこから「現代のシンデレラ」ストーリーが始まります。でもただこのサクセスストーリーが偶然に出来上がったわけではなくて、やはりそこにはしっかりとした必然の理由と物語がありました。

 
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スポーツにはあまり縁がなかったという高田社長。しかし、スポーツとビジネスとはかなり似通ったところがあると言うことです。それは「スポーツは人の幸せのために、元気を与えていく。。。ビジネスも商品を通していかに人々に幸せを与えるか。。。要は同じミッションを持っているのですよ」とのこと。

 

そんな高田社長がヴィファーレンに対して思い描き、そして実行したことで印象に残ったものを少し取り上げてみます。

 

『現場に足を運び、見て、そして(課題を)感じる』・・・この行動によって、スタジアムの中のいろいろな部分が確実に変わっていったといいます。

 

『ちょっとした変化が勝利を呼ぶ』・・・例えば今年、ヴィファーレンの本拠地「トランスコスモススタジアム」にはゴール裏にLED電光看板が設置され、ゴールの時には選手を称えるメッセージが、そして相手クラブにもリスペクトメッセージが流れ、スタジアムの雰囲気がすっかり変わっていったといいます。

 

今年一番のトピックスは、上位対決で昇格の関ヶ原といえた「名古屋」との一戦。この日の前日と当日には、あの、誰もがみた、そしてどこか懐かしく、そしてどこか元気の出る、あの甲高い声で「明日はヴィファーレンがJ1昇格をかけた大事な一戦、名古屋戦です!明日のスタジアムにはなんと!先着1万名様に、Tシャツをプレゼント!そして花火も打ち上げちゃいます!さぁ、明日は皆でトランスコスモススタジアムでヴィファーレンを応援しましょう!」なんていう30秒スポットが地元では流れるという、そんな一幕もあったようです。

 

『不可能を可能にするのはパッション=情熱・気力』

 

『自己更新。死ぬまで自分を更新していく。つまり夢をつないでいく。死ぬまで何かにチャレンジしていく』

 

『とにかく県民が寝ても覚めても気になってしまうようなクラブにしたい』『小さな夢を大きな夢に』『平和という発信を世界に発することが出来るクラブにしたい』

 

長崎という一地方から、全国に通信販売の魅力を発信し続けて、ここまできた「ジャパネット」の高田社長だからこそ、この言葉に現実味を感じます。

 

 

『さぁ、もう切り替えましょう。あすからは次の試合、そしてJ1になったらどのようなクラブにしていくかという夢はどんどん階段を上がって前へ前へと進んでいきますよ~?』

 

 

J1昇格を決めたスタジアムで観客に挨拶した高田社長のメッセージは、いつものあの甲高い声での、あの肥後弁調でした。まるで次の瞬間には「ビデオカメラ」や「パソコン」、「コードレスクリーナー」や「羽毛布団」が出てくるんではないか?という、例の口調。長崎の人だけでなく、日本人全員に元気を与えてくれる、そんな口調でした。

 

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